西本願寺に近づいて行くと最初に大きいなぁ~と感心する。
そして細かいところを見ていくとビックリしてしまう。
すごい細工でそこら中埋め尽くされている。
宗教の凄いなんだろうな。
一切手抜きなし!
それも当たり前のような顔をして存在している。
ヨーロッパは石組みだけど、日本は木材。
どちらが凄いといえば木材じゃないだろうか。
木材は、建てる部位によって木の方向があったりする。
これだけ大きな建物になると凄いとしかいいようがない。
現在の技術をつかってもかなりの手間がかかる。
昔の人は、重機なんかもないのに建てていた。
図面はどうなっているのかな・・・。
図面は当然あるだろうけど、現場の大工さんの腕に任されている。
月日が経ち、木材の状態が変わっても壊れない。
壊れないというより、年月が経つのを計算して作っていたと思う。
現代のコンクリートの高層ビルは、立った瞬間から劣化して行く一方なのに。
現代人より昔の大工さんの方が上なのか?
色んなところに施されている装飾もよく見ると凄い。
当然、複数の職人が作業したのだけど、ピタッと各々の場所に収まっている。
工程をガントチャートでしてとか、ネットワークで管理するなんてこともたぶんしていない。
現代人の方が劣っているように見える。
不思議。
↑ゼネコンの下請けのおっちゃんに見えてしまう
↑しっかり仕事してね
それと使命感、情熱のようなものも感じる。
いまのゼネコンが現場を管理して・・・なんて脚物にもおよばない。
いま、このクラスの寺院の修復をしているけど、どうなっているんだろう?
もっと時間をとってゆっくり見ないといけませんね。
次回の課題だ。
でも疲れてしまうな。
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