こういうなにげない葉っぱがすごく美しく感じます。
ここは、上賀茂神社。
鳥居がお化粧直しをしたのかな。
とてもきれいになっていました。
境内ですぐきの天秤押しがあった。
神社に奉納もかねてかな。
そうか11月になるとこのあたりの農家ですぐきの漬け込みがはじまる。
四斗樽の底から1段ずつ塩をかけなら渦巻き状に並べ、最後に天秤押しをする。
テコの原理で圧力をかける。
すぐきの酸味は好みがわかれるけど、私は好き。
すぐきは、京都の三大漬物といわれている。
「すぐき」「柴漬」「千枚漬」
京都人は、ご贔屓のお店があるんです。
だから、手土産で持って行くのは難しいものなんです。
すぐきは、酸茎菜(すぐきな)というカブの変種でつくる。
賀茂川と高野川にはさまれた三角州の中、北端が深泥池で作られる。
いまでもそうなんだろうか・・・。
独特の酸味は、乳酸発酵の働き。
微生物の力はすごい。
お漬物の写真がないけど、いつか紹介します。
いまの時期の上賀茂神社は行事もないだろうからとても静か。
ゆっくりと秋の色を楽しめます。
なにも紅葉ばかりが秋じゃないものね。
神職さんたちがゾロソロ。
なにかのお祓いの行事をしたはりました。
紅葉はいっぱいの人を見に行くだけじゃない。
葉っぱ一枚でも充分たのしめる。
春の桜と違うところかな。
紫野源水「織部薯蕷」
こしあん
色んな生菓子があるけど、結局こういう薯蕷(上用)饅頭がいいな。
飽きがこないというか。職人さんの腕がわかるのはこういうものですね。