京男雑記帳

洛中で生まれ育った京男が地元視点で見た日常風景や話を雑記的に掲載

すだじい

2009年11月05日 04時13分33秒 | 社寺


ここは、新日吉神宮(いまひえじんぐう)。
読めないですよね「いまひえ」って。
同じように新熊野神社(いまくまのじんじゃ)もだ。



創建は、永暦元年(1160)後白河上皇が法住寺殿の鎮守として、皇居守護の山王七社の神々を、
比叡山東坂本の日吉大社から迎え祀ったのがはじまり。
籠の中の神猿(まさる)君を以前紹介しました。



観光客も少なく、日頃は静かな神社です。
今月は、お火焚きがあるな。



ここが本殿。



タイトルのすだじいは、この本殿の裏にあります。



このすだじいは、年齢が500~800年らしい。
鎌倉幕府ができたあたりから、室町幕府が滅亡したあたりに生まれた。
京都の話でよくでてくる応仁の乱(1467~1477)あたりの生まれかも。
応仁の乱の時、京都の半分が燃えた。
この樹は、その光景も見た(芽はあるけど目はないか)かも。
そう考えるとすごいな。



すだじいの実が、いわゆるシイの実。
どんぐりと違ってアク抜き不要で食べられる。
小さい時、吉田山に探しにいったな。
異常に山で食べれられる木の実に興味を持った子供でした。
なんでだろう。前世、山でひもじい思いをしていたのかな。
今日の記事とは関係ないけど、夏休みの宿題で、「茶の木」の葉を植物採集の標本を作り
名前を「お茶の葉」書いて、担任の先生にバカにされた。真面目に書いていたのに・・・。
いまだに根に持っている心の狭い京男ね。

新日吉神宮地図
↑地図で指し示している位置がずれているけど
コメント (2)
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