京男雑記帳

洛中で生まれ育った京男が地元視点で見た日常風景や話を雑記的に掲載

東福寺の「騒」、泉涌寺の「静」

2008年11月28日 04時56分56秒 | 社寺


26日、ものすごくいい天気だった。
紅葉はおそらく最後だろうから歩いて20分余りの近場に行った。
予想通りというかあたり前なんですが、東福寺はものすごい人。



いつもの臥雲橋もこの通り。
橋を渡るだけでも大変。立ち止まることもできない。
ということで最初にある写真だけ撮って退散しました。



東福寺周辺は大変な観光客ですね。団体さんが多いんだろうな。
裏道を通って泉涌寺へ移動。



ここは、御寺泉涌寺(みてらせんにゅうじ)の御座所庭園がある本坊。
東福寺観光のみなさんは、こちらには来ないらしい。



もったいないことですね。
東山三十六峰のひとつ、泉山の山麓に広がる寺域内には、鎌倉時代の後堀河天皇、 四条天皇、江戸時代の後水尾天皇以下幕末に至る歴代天皇の陵墓があり、皇室の菩提寺として「御寺(みてら)泉涌寺」と呼ばれている。
おそらく面積は東福寺と同じぐらいあるだろうな。
東福寺と違って人が少ないんです。
※東山三十六峰/東山連山に位置する峰々の名を、北から順に書き連ねたもの。北から比叡山、御生山、赤山、修学院山、葉山、一乗寺山、茶山、瓜生山、北白川山、月待山、吉田山、紫雲山、如意ヶ岳(大文字山)、善気山、椿ヶ峰、若王子山、南禅寺山、大日山(東岩倉山)、神明山、粟田山、華頂山、円山、長楽寺山、双林寺山、東大谷山、高台寺山、霊山(りょうぜん)、鳥辺山、清水山、清閑寺山、阿弥陀ヶ峰、今熊野山、泉山、恵日山、光明山、稲荷山。



色々写真は撮ったのですが、まずは御座所庭園から。



ちょっと感動してしまいまいた。
縁側部分が真っ赤に染まって、床紅葉状態。







東福寺の喧騒とは違いとっても静か。
人も少なくてゆっくり座って楽しめました。
朝から夕方まで座っているといいだろうな。







座っていると太陽が動いていくのがわかる。
なんか太陽まで早よ動いているように感じる晩秋でした。
御寺泉涌寺地図
コメント (6)
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