京男雑記帳

洛中で生まれ育った京男が地元視点で見た日常風景や話を雑記的に掲載

秋の大沢池

2008年11月18日 05時02分17秒 | 社寺


一昨日の記事の続き。
大覚寺の中に入ると「看脚下(かんきゃっか)」の文字があった。
思わず見ました。穴があいてなかった。(笑)
でも心の穴はあいているかも・・・。
みなさんはいかが?
上ばっかり観てません?
とりあえず靴を揃えるところからでもいいから実行してみましょう。
「道は邇(ちか)きに在り、而(しか)るに諸(これ)を遠きに求む」



こんな句も浮かんだ。
「裸にて 生れてきたに 何不足」小林一茶
なんか不満が多いですね。我々。
普通に生きているだけで幸せなのに。





着せ綿(きせわた)は、日本独自の風習。
重陽前夜、つまり旧暦9月8日の夜、菊の花を真綿で覆って夜露を移しとり、翌朝、その綿で体や顔を拭うというもの。



そうすればアンチエイジングでき、長生きできるというものです。
近世になると、白い菊には黄色い綿、黄色い菊には赤い綿、赤い菊には白い綿なんてのもあったようです。











大覚寺は、境内が御所みたいな雰囲気。
いるだけで心が豊かになっていくような気分になりますね。





ここは、観月で有名な庭池大沢池。
中国の洞庭湖を模して造られたそうです。
これが人工の池とはね。



ここからお月見をしてみたいな。
観月の時は、竜頭鷁首(りゅうとうげきす) という一対の船を浮かべて、池の水面に映る月を眺めながらお茶を楽しめるんですって。



いいな~。やってみたい。
でも東山に住んでいるとここまでは遠い!
コメント (6)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする