京男雑記帳

洛中で生まれ育った京男が地元視点で見た日常風景や話を雑記的に掲載

まりの神様

2007年07月10日 05時12分01秒 | 社寺


といってもブラジルのペレの話ではないです。
京都の上京区の白峯神宮(しらみねじんぐう)の話。







7月7日に「精大明神祭」がありました。
それにS画伯さんが行ってきました。で、写真をもらいました。
いつもありがとうございます。
ここは、サッカー上達にご利益があり、有名な選手も参拝するそうです。




↑雅楽の譜面

「精大明神祭」は、七夕の日にありました。
蹴鞠や七夕小町踊、織姫舞などが奉納される。
白峯神宮の由来は、明治元年(1868)に明治天皇が讃岐の白峯(しらみね)から崇徳(すとく)天皇の神霊を、のちには淡路の天王森(てんのうのもり)から淳仁(じゅんにん)天皇の神霊を皇室鎮護の神として当地に移して創建された。この地には蹴鞠(けまり)・和歌の宗家である飛鳥井家の邸宅があり、境内末社に蹴鞠道の神である精大明神(せいだいみょうじん)を祀る。







蹴鞠は、およそ一四〇〇年前、日本国史上で有名な「大化の改新」(645年)は、中大兄皇子が藤原鎌足と蹴鞠を機縁に非常に親密な仲になり、以後、その大業成就へとつながったことは広く知られているところであります。
このように大和朝廷時代に,中国から伝えられたといわれる球戯の一種ですが、日本に入ったときから、相手に受け取りやすく打ち返しやすい配球をする、リフティングとアシストの上手さを競う勝敗のない至って平和な球技です。





私はこの勝敗がないというのが好きですね。
とかく勝ち負けばかり気にする昨今ですが、こんな球技もあっていいのかも。
きっと神様は勝ち負けとかはあまり好まれないのかな。
動画はこちらへ
コメント (4)
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