草花好きのひとりごと

植物の栽培記録や鉄道・路線バスなどの趣味について記しています。

雨を避けている鉢

2012-04-22 | さくらそうの花
雨が降り出したので、いくらか良く咲いてくれた5鉢だけを軒下に持ってきたついでに撮影しました。
昨年栽培に失敗した影響で今年は4芽植えたものの3本しか花茎が上がっていないなど状態が悪い鉢が多いので、ここに画像をアップする鉢以外は雨の当たる場所に置いたまま(T_T)


'桃の里'
この品種は芽が割と大きく育っていたので頂き物の6号鉢に植えてみたものの、葉が出てきた当初は鉢に対して小さいのではと思っていたものが、良くはないもののなんとか見られる程度には成長してくれたという感じ。

デジカメの性能あるいは設定という要素ももちろんあるけれど、実際に花を目で見てもこの花色は晴れている日の明るい環境の方が綺麗に見え、曇っていたり朝夕などの薄暗いときには色がくすんで見える気が・・・


'玉珊瑚'
この品種は昨年うまく栽培できなかったのか全体的に芽が小さくて、画像では左の後ろの芽が特に小さく花数も少ない状態です。
しかしそれにしては花茎の高さの差はちょっとしかないので、揃いやすい性質があるのかも。
ただ、葉が大きくなりやすいように感じられるのがちょっと困ったところ。

さくらそうの濃い紅の花色を写真や画像で再現するのは不可能なようではあるものの、露出補正して暗めに撮るとほんのちょっとだけ雰囲気が出るような(^_^)v


'琴ノ調'
入手して3年目なので、まだよくわからないところも多いものの、育てやすく揃って咲かせやすいのではないかという気がします。

この品種名の'ノ'は'の'と表記する場合が多いようですが、我が家では入手時の苗に書かれていた通りで管理。


'錦鶏鳥'
とりあえず4本の花茎が開花し、花茎の高さと各々の花茎に咲いた花数ともに大きな差がないものの、植え付ける位置が中心からずれていたのと、栽培中に鉢の向きを変えるのを中途半端にしたので日の当たっていた方向がはっきり見えるような感じになってしまったという、早い話が失敗作です(^_^;)

葉が出た時点で植え直して位置を調整する、開花時期に移植ゴテなどで株を持ち上げて下に土を入れたりして傾きを真っ直ぐにする、細い支柱を使って花茎を真っ直ぐにするなど、調整の方法もあるそうですが、おっちょこちょいな私は作業中に葉柄や花茎を折ってしまいそうなので、そのままにしています。

我が家の日当たりが悪いのもあるとは思うけれど、数枚の葉がとても大きくなることがこの品種は多くてほぼ毎年そうなっているような・・・

ここまでの3品種の鉢は、以前さくらそうを栽培しておられた方から人づてに譲り受けたもの。
もう5、6年も前の頂いた頃は私の栽培の状態が悪く、なんだか申し訳ないような状況だったものが、少しずつましにはなってきているかな・・・
しかし、まだまだ努力しなければ。


'金田の夕'
芽の大きさに差がそのまま花茎の高さの差に現れていて、見た目のバランスが良くないこれも失敗作。
今年は早く咲き始めた時の花茎がかなり短く、どうなることかと思っていたところが咲きながら伸びてきました。

鉢の見映えが良いだけに、もっと栽培の腕が上がってから良い鉢を買いなさい、という感じでしょうか(^^ゞ

画像では白っぽく写っていますが、わずかに淡い紫色を帯びているようにも見える表側の花色が特徴的で、さくらそう展で初めて見たときに遠くから見ても目立っていて、あの品種は何だろう?と思ったのをこの花を見る度に思い出します。
先に書いた'桃の里'の花色と違ってこの品種の花色は曇りの日などの暗い状況、あるいは屋内での展示であってもよく映えるという感じがします。
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実生の花が開花

2012-04-22 | さくらそうの花
先日も蕾の画像をアップした実生の花が咲きました。
昨日咲きはじめて今日の午前中にこんな感じなので、抱え咲きでやや下向きに咲くようです。
裏は薄紫色、表は純白ではなく紫色の細かい点が見えます。

花の大きさは我が家にある似たような花型の品種と比較すると、'銀覆輪'より大きくて'玉珊瑚'より小さいといったところ。

前にも書いた通り、採りそびれて散らしてしまった種が翌年に古土から芽生えてきたものなので、採種親は不明。
花が咲けばわかるかと思ったのですが、このような花型の品種を採種用に花がらを摘まず残していた記憶がないので・・・
種子で増殖させる植物ではないので性質が固定されていない上に自花受粉しにくい(しない?)特徴からも、親とはかなり違った花が咲く場合もあるのでしょう。


裏側の色はちょっと赤っぽく色が変わりつつあるようです。

花びら(花冠裂片)の元の方が細く、しゃもじのような形をしていて、正面から見た時にすき間が見えるのが気になったので、幅の広い品種の花粉を雌しべにつけておきました。
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