草花好きのひとりごと

植物の栽培記録や鉄道・路線バスなどの趣味について記しています。

我が家の今年の花と好きな品種

2012-04-25 | さくらそうの花
上の画像は10.5cmと9cmのポットで栽培したさくらそう(日本桜草)を育苗箱に詰めて置いたもの。

昨年までは花壇(ひな壇状の展示方法)での鉢の並べ方を参考に、色や形の似た花が隣り合わないように並べていたのですが、ポットの数や栽培品種の関係で花色や花型に偏りがあったり、私にセンスが無いために綺麗に見えない気がしたので、今回は大まかに色別にまとめてみました。

もちろん好みの問題もあるとは思いますが、さくらそう展などを拝見しても、よほどセンスのいい人が品種(花容)を選んで取り合わせを考えて並べないと、隣の鉢に負けているように見えてしまう鉢が出たり、並べ方で個々の花の魅力を十分に引き出す事ができていないように見えてしまうことにもなりかねないと感じます。

古くから伝わる様式の花壇では、華やかかつバランス良く揃って咲いた鉢でないと凝った造りの花壇そのものと見た目の釣り合いがとれずに花(鉢植え)が貧相な感じにも見えてしまいますが、このように詰め込んでしまえば各々のポットが小さくても状態がかなり悪くても、賑やかに咲いているようには見えます。

ちょっと花屋さんの店先を切り取ってきたみたいな感じにも見えますが・・・
5、6年くらい前の開花時期に、東京の浮間の方にあるさくらそうを多く取り扱っている園芸店に開花時期に行って、すごく綺麗だなと思った私としてはこういう飾り方もありかなと。(ポットの数までは再現できませんけど(^_^;)


鉢全体の画像を先日アップした'桃の里'です。
濁りの少ない澄んだ色彩とでも表現すれば良いのでしょうか、とても綺麗な桃色の花でこれを見ると他の多くの品種の花色がくすんで見えてしまうような・・・

昨年、花径を測ってみたところ大きなものでは43mm小さいものでも40mmくらいでした。
平咲きに近い咲き方なので、より大きく見えます。
どうでも良い事ですが、現時点で私が最も好きな品種(*^_^*)


ついでに私が二番目に好きな品種も。'御殿桜'です。
咲き始めた頃はごくごく淡い色で、少しずつ濃くなります。
全体が桜色(さくらそうの花色の表現としては鴇色・朱鷺色?)に染まるのではなく、内白あるいは底白といったタイプでしょうか。
花びらの幅も広くて本当に桜みたいな感じ。

知人から芽を頂いて5年ほど経ちますが、私は根腐れさせてしまう事が多くて揃って咲かせることができたためしがありません(T_T)
今年の花茎も2本だけ。


白花や薄い色の花が咲く他の品種でも見られますが、光の加減によって花弁がキラキラと輝いて見えます。
ネリネの花のようにはっきりと見えるわけではありませんが似たような感じに見えて、この品種は特に目立つような☆
ということで撮ってみましたが、画像では見えませんね(^^ゞ


'濡燕'
数年前まで一番好きだった品種です。
上記2品種を知人から頂いて、三番目と言うことに・・・
野生種に近い単純な花型ですが、花色と模様はなんと表現したら良いのかという微妙な感じで好き(^^♪

サクラソウの花は花冠の先が5つに分かれていて花弁5枚のように見えているのですが、それが6、7、8と増えた花が混じることがあります。
品種によってそれが出やすい出にくいといった性質の差があるように見えますが、この品種では毎年のように見られます(画像左から二つ目の花)。

この品種は育てにくくはないとは思いますが、同じような大きさに見える芽を植えても花茎の高さにばらつきが出やすくて、揃って咲かせるのは難しくて我が家では4芽植えて4本の花茎の高さが揃ったことがありません。
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