草花好きのひとりごと

植物の栽培記録や鉄道・路線バスなどの趣味について記しています。

さくらそうの花茎の傾き

2012-04-14 | さくらそう栽培記録2012〜2016
毎年書いていることですが、さくらそう(日本桜草)の花茎は日の当たる方に傾いてしまいます。
この画像では右側が家の壁と窓でそちらから日が当たることは無いので左に傾くことに。
よく見ると花茎だけでなく株全体も傾くようです。

鉢を180度回転させて反対向きにしておくと、今度は逆に傾くことになるため開花前に何度か向きを変えると花茎の傾きをほぼ無くせるので、昨年までの私は花茎が上がっている鉢はほとんどそうしていてブログにも書いたことがありました。

しかし考えてみれば日の当たる方向が限られている栽培場所の状況に植物(さくらそう)が適応しているのかと思われ、それを逆向きにするのは余計なことをしているのでは?という気がします。
我が家のこの場所のように後ろが壁とかいった場合、日の当たる方向と人が見る方向にはそれほど差が無いので、この場所に鉢を置いたまま花を眺めるのなら傾いていても見映えが悪いというわけでもありません。

とは言え、ここから鉢を取り出して他の場所に置いた棚などへ持って行って花を見たり写真を撮ったりするには、花茎が真っ直ぐ伸びていた方が見映えが良いことは間違いないので、5号鉢なら4株、4号鉢なら3株の花茎が揃って上がって花数が多く咲きそうな鉢だけは、今年も向きを変えて花茎と株の傾きを調整することにしました。


大きな芽の数が揃わず全ての株に花が咲かないので傾いたままにしておく鉢。

昨年までも開花株と開花しない株が混ざった鉢やポットは、回転させずそのまま栽培していましたが、どんどん傾いていって株が倒れるわけではなくある程度の角度で止まるように見えたので、さくらそうが成長するために葉に効率よく日光が当たる角度に傾くのではないかと思います。

先に鉢の向きを変えることについて、余計なことをしているのでは?と書きました。
適切な施肥や水やり、植え替えなど、栽培者がすることによって、さくらそうの成長にプラスの効果をもたらすことがある一方、例えば極端な日陰などさくらそうに適さない場所で栽培したり、施肥や水やりも度が過ぎれば、マイナスの効果をもたらします。

さくらそうの成長にマイナスの効果をもたらすこと=余計なこと
そう私は考えて、自分の栽培の中からそれを見つけてそうしないように変えていくことで、ちょっとでも良い状態に栽培できるのではないかと最近になって思うようになりました。
それと同時にプラスの効果をもたらすことは積極的に取り入れるべく、これからもいろいろ試してみようと思っています。
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