草花好きのひとりごと

植物の栽培記録や鉄道・路線バスなどの趣味について記しています。

抱え咲き等の花

2009-04-27 | さくらそうの花
花弁が平らには開かない咲き方のさくらそう(日本桜草)を集めてみました。

‘綾波’(あやなみ)
表は白、裏はぼかし状になる薄桃紫色で、日が経つにつれて濃くなります。
この花の咲き方は「星抱え咲き」で、その名の通り正面から花を見ると星型に見えます。
ただ、咲き進むにつれて形が変わったり、風などの影響を受けたりして、星型には見えないこともあります。


‘唐子遊’(からこあそび)
表は白で裏は桃色の花です。
あまり大きくはないのですが、花数が多く咲いて賑やかな感じがします。
このような抱え咲きの花は、咲き始めからの日数の経過や風雨の影響などでも姿が変わるので、品種名が合っているのかどうかを確かめにくいです。


‘銀覆輪’(ぎんぷくりん)
表は白に裏の色がにじみ出た感じで、裏は紅色で花弁の縁は白覆輪の花です。
表の色は咲き始めた頃はもっと白っぽく、今年は特に紅色が目立つような気がします。
もしかしたら別品種なのかもしれませんが、日当たりの良い場所に開花中のさくらそうの鉢を置いていると、全般的に色が濃くなる傾向があります。


‘玉珊瑚’(たまさんご)
濃い紅色の花ですが、‘赤蜻蛉’‘朝日’‘緋の袴’などとはまた違った深みのある独特の花色です。
玉咲きですが、咲いてから日が経つと結構開いてきて、表のやや白っぽい色も見えます。


‘浜千鳥’(はまちどり)
表は白で裏は桃色の花です。
もしかしたら品種名が違っているのかも・・・と思っています。
書籍の写真やwebの画像では、微妙な色の違いや、咲き進むにつれて少しずつ変わる花形などがわかりにくいものです。
コメント (2)

‘蜃気楼’

2009-04-27 | さくらそうの花
‘蜃気楼’(しんきろう)
それほど濃くはない紫色の花で、目は白くぼかしたような感じです。
他の紫色の花の品種と同じように、日が経つにつれて赤みを帯びてきますが、紫という感じが咲き終わる頃まである程度は残っているように思います。


これは先日撮っておいた画像なのですが、この鉢は昨日の強風で花茎が折れてしまいました。
茎が倒れてしまって見映えは悪くなりますが、完全に千切れたわけでなければ花が萎れることはありません。


下が咲き始めた頃の花、上が日にちが経った花です。
同じポットに植えた2株の開花時期にばらつきがあったため、変化した色を同時に見ることができました。
コメント