さくらそう(日本桜草)は、育てている場所の日のあたる向きに偏りがあると、株全体がそちらの方へと傾きますが、花茎は特にそれが目立ちます。
上の画像は我が家で鉢を置いている場所ですが、右側が壁なのでほぼ真上より左側からしか直射日光は当たらず、花茎はやや左側に倒れかけたようになります。
(画像はポットを180度回転させた直後に撮影したので、逆になっています)
こまめに鉢を回転させていれば花茎が真っ直ぐに近い状態になりますが、鉢数が増えて億劫になってしまい、今年はほとんどの鉢でこのような状態になってしまいました(^_^;)
今からでもこれ以上傾くのを防ぐことができますが、満開状態で向きを変えると花が後ろ姿になってしまうものが多いので、棚に並べたものはそのままにしてあります。
まだ花茎が5cmほどで蕾が色づき始めた状態の鉢がいくつかあるので、それらは頻繁に回転させています。
ちょっと茎が斜めになったかな、と思った鉢の向きを変えておくと、翌日にはほぼまっすぐか、やや反対側に傾きかけていることすらあります。
できれば毎日鉢の向きを変えるのが良いのでしょう。
花が咲き始めてからでも毎日変えていれば、花が一方向に偏って咲くようなこともないと思います。
明日は雨が降るようなので、私が育てているものの中では花茎の長さや花数が揃って見える鉢を屋根の下に移動しました。
花茎が傾いていたり、葉の一枚が極端に大きかったりと、どれも日頃の栽培管理を反省すべきものばかりですが・・・
花の画像もひとつ。
私が大好きな品種、‘濡燕’(ぬれつばめ)です。
自分で栽培しているものと展示を見たものを含め、私が花を見たことのある品種の数は年々増えていますが、一番好きな品種はこれで、数年間変わっていません。