耐え切れずずりて波打つ屋根の雪
三寒や今日を境に明日四温
恋ふ君に投げし礫の柔き雪
ひとしずく落ちたる上に軒氷柱
煮凝となりし魚の哀れ知り
三寒や今日を境に明日四温
恋ふ君に投げし礫の柔き雪
ひとしずく落ちたる上に軒氷柱
煮凝となりし魚の哀れ知り