秘境という名の山村から(東祖谷)

にちにちこれこうにち 秘境奥祖谷(東祖谷山)

菜菜子の気ままにエッセイ( 大凧な・お時間です♪)

2016年12月22日 | Weblog


18日・日曜日大霜快晴。
恒例の高齢者2名に寄る、大凧制作。
今年はブログの主様が、応援に来て下さった。
お昼ご飯をご馳走するから、頑張って励んで書きなさいっ!!
との、嬉しい助っ人。
松山からわざわざ、来て下さった。有難い。ホンマにええ奴で、ございます。

で、なんで、2人で書くの~?
大変でしょう~
なんで、みんなを呼ばないの~?
と、よく聞かれますが、
早い話が、色んな方々がいると、意見がバラバラになり、作業が進まない。
無駄な時間を費やす結果になります。
で、2人で作業を進めます。
補助金は一円も頂いていないので、気が楽に書けます。
で、ワタシが大雑把に下絵を書き、テラオの兄さんが色を塗りながら補修し、文字を書きます。
最初の構図の一筆を書くまでが、めちゃくちゃ孤独な作業です。以下脚本バージョンで、お読み下さい。

場所 東祖谷民俗資料館二階ホール。
縦七メートル
横五メートルのテントを広げて、オッサン2名とオバサン1名が、立ち尽くす

『テントの中心はどこ?』「ここじゃわ!」
マジックでマークを付けるオッサン
『なんか?違う位置に見えるけど?』
「歩幅で計ったら、丁度そこが真ん中じゃわ」
と、再びテントの上を歩いて見せるオッサン。
『どこから書こう~?バランスがサッパリ判らん~』
「……」
「……」
「……」
黙ってパイス椅子に座り、眠っている様に見えるオッサン
とりあえず、お目目は開いていた。
ホールの隅で、ガサガサと手荷物の確認をする、松山のオッサン
オバサン、半泣きに近い顔で、ニワトリのクチバシを書き始めた。

□×○△▽☆○
□×○△▽☆○作業は続く

時刻は11時半になりました。

『お腹が空いたのでご飯の準備をお願いします』
と、お願いしながら、ペンキを塗っていく

今年の主様は、めちゃくちゃ手の込んだ昼御飯を、準備して下さった。
炊飯器を持参して、電気鍋も持参して、
メニューは
『和牛すき焼き!!』白米付き~

ペンキを塗りながら、主様の独り事を聞いていた。
ついつい、気になって、調理する手元も見ていた。

砂糖を入れる
醤油を入れる
砂糖を入れる

『ワカランようになった、甘いんか辛いのかワカランー???』
バサッと砂糖を入れる
ザーと醤油を入れる

……
……
食べるのが、
オソロシクなった

が、背に腹は変えられない
とりあえず、オッサン2名が食べる様子を、観察した。
テラオの味覚は、あてにならない。
コイツは何を食っても、上手いらしい。
で、主様の味覚を信じた。切った白菜をついホールの床に落とし、そのまま拾って、皿に移して炊いた、主様の味覚は、信じたかった
◎予想に反して、すき焼きは、めちゃくちゃ美味しかったです。

民俗資料館が出来て20年。
このホールで、すき焼きを食べたのは?ワタシ達くらいだと、思います
注※ホールでの飲食は禁止されております。良い大人は絶対に真似をしては、いけません。

明日は助っ人が集まって下さり、大凧を取り付ける予定です。
今年も役目を支障なく終え、ほっとしている、わたくしで 御座いました。
とりあえず
『さむいっ!』
草 々



































































































23日正午ごろに今年も上がりました大凧です
コメント
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