秘境という名の山村から(東祖谷)

にちにちこれこうにち 秘境奥祖谷(東祖谷山)

道後湯の町夏点描 湯の町暮らしに一草庵をたずねて

2016年07月01日 | Weblog


湯の町暮らしに時折20分ほど足を伸ばせば御幸寺があり御幸山山麓に一草庵が建っている
死に場所を求めて四国遍路に出た三頭火が友人たちの奔走により安住の地となり終の住処となったのが
御幸寺が納屋として使っていた建物を住職の好意で住居として一草庵と名づけられた
何時たずねてもしずかないい場所である

「高台で閑静で、家屋も土地も清らかである、すべての点において
私の分には過ぎたる住処である、つつましく私の寝床をここにこしらへた」と友人たちに感謝している

山頭火は一草庵で絶食と飲酒を繰り返しながらも、自らを見つめ続け最も充実した生活を送り珠玉の
俳句を吐きつづけた


















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