『この前はありがとね。西〇のおばちゃんに、芋のお礼の電話しとったきにね。
いっつもあっちこっち、用事頼んでごめんでぇ~休みって言うても、休みにもならんねぇ~
母ちゃんもよお、布団見て、なんぞ?この布団はどしたんなら?って言うがでぇ~~!
この前、菜菜子が持ってきてくれたの、もう忘れたんっ!っていうたら、いつや~!
しらんぞ!ごじゃ言うなよ~!って言うがでぇ~腹たつけん、ええことねぇ
なんでもかんでも、忘れること出来て~~って言うたわ~~信じれんわ~あんだけ
わんくの布団がええって言うて、全部忘れるけんねぇ~~』
「しよないよ~それが認知症じゃもん」
『もう、歳とるの、オソロシイわ
また電話するきにね~ありがとう
あ~~そうそう、あのよ~~
西〇のおばちゃんが、番茶、よかったらあげるわって言うてくれたけん、
いるいるって言うたんよ
お茶は毎日飲むけんね、ほいでよ
また ついでの時でええけん、お茶の葉、もろてきてくれる
いそがんきにね~
干し大根もくれるって、言よったわ~
ゴメンデェ、いっつも用事頼んでばっかりで
ほんならまたね~
無理しなや~』
……
……
ついでって
空き家に特に
用事はないから
ついでと?言うことは
『行きなさい』
と 言うことであって
めちゃくちゃ 雪の匂いのする本日
またまたの
非日常~~
この前
チラッとおばちゃんの縁側に置いていた、灯油のポリが、ボロボロに見えたので
中古のまだまだいける、ポリを持参したワタシって、ええ奴?
中身も入っていると、勘違いされたら、気の毒なので、車から降ろしながら
クルクル片手で回しながら、オーバーアクションする、ワタシって 考え過ぎか?
おばちゃんは
やっぱり 元気で
日焼けした、ウーパールー〇ーに 似ていると 思いながら 見ていると
吹きだしそうになった
おばちゃんと、納屋に向かう
おばちゃんの小さな手
シワシワの手
指紋らしき線は、土で埋めつくされている。
ワタシと言えば
汚れたらすぐに手を洗い、おまけに消毒を擦り込み、使い捨て手袋は、いつも必須で
なのに
なのに
おばちゃんは、
……
……
そのままの…
手…
そのままの 手で
お茶の葉を混ぜながら、
『きれいな、茶だろ~細かろ~~』
と言いながら
何回も何回も
混ぜて見せてくれる
そのままの 手で…
感無量
万感の思いを胸に
「おばちゃん、ありがとう。手間をかけた番茶を、ありがとう。ごめんよ。」
と頭を深く下げながら、
『干し大根は?』
とふてぶてしく、聞ける程、ワタシは成熟してはなく
おばちゃんが、思いだせる様に、お茶の葉を、じっくり眺めて、おりました。
すると 狙い通り
「まっこと、干し大根も、持って帰るか~?」
『ええ~~!悪いなあ~~なんか、貰ってばっかりじゃ~~』
と 頭を下げる
今日もおばちゃんに、手を振りながら
『死なんといてよ~』
と ココロで呟く
わたくしで、ありました。
本格的に 冬到来
非日常以外で お住まいの皆々様方は
うがい 手洗い こまめにねっ
ココロのうがいも 忘れないでよ~
ほんなら またね~
草 々
いっつもあっちこっち、用事頼んでごめんでぇ~休みって言うても、休みにもならんねぇ~
母ちゃんもよお、布団見て、なんぞ?この布団はどしたんなら?って言うがでぇ~~!
この前、菜菜子が持ってきてくれたの、もう忘れたんっ!っていうたら、いつや~!
しらんぞ!ごじゃ言うなよ~!って言うがでぇ~腹たつけん、ええことねぇ
なんでもかんでも、忘れること出来て~~って言うたわ~~信じれんわ~あんだけ
わんくの布団がええって言うて、全部忘れるけんねぇ~~』
「しよないよ~それが認知症じゃもん」
『もう、歳とるの、オソロシイわ
また電話するきにね~ありがとう
あ~~そうそう、あのよ~~
西〇のおばちゃんが、番茶、よかったらあげるわって言うてくれたけん、
いるいるって言うたんよ
お茶は毎日飲むけんね、ほいでよ
また ついでの時でええけん、お茶の葉、もろてきてくれる
いそがんきにね~
干し大根もくれるって、言よったわ~
ゴメンデェ、いっつも用事頼んでばっかりで
ほんならまたね~
無理しなや~』
……
……
ついでって
空き家に特に
用事はないから
ついでと?言うことは
『行きなさい』
と 言うことであって
めちゃくちゃ 雪の匂いのする本日
またまたの
非日常~~
この前
チラッとおばちゃんの縁側に置いていた、灯油のポリが、ボロボロに見えたので
中古のまだまだいける、ポリを持参したワタシって、ええ奴?
中身も入っていると、勘違いされたら、気の毒なので、車から降ろしながら
クルクル片手で回しながら、オーバーアクションする、ワタシって 考え過ぎか?
おばちゃんは
やっぱり 元気で
日焼けした、ウーパールー〇ーに 似ていると 思いながら 見ていると
吹きだしそうになった
おばちゃんと、納屋に向かう
おばちゃんの小さな手
シワシワの手
指紋らしき線は、土で埋めつくされている。
ワタシと言えば
汚れたらすぐに手を洗い、おまけに消毒を擦り込み、使い捨て手袋は、いつも必須で
なのに
なのに
おばちゃんは、
……
……
そのままの…
手…
そのままの 手で
お茶の葉を混ぜながら、
『きれいな、茶だろ~細かろ~~』
と言いながら
何回も何回も
混ぜて見せてくれる
そのままの 手で…
感無量
万感の思いを胸に
「おばちゃん、ありがとう。手間をかけた番茶を、ありがとう。ごめんよ。」
と頭を深く下げながら、
『干し大根は?』
とふてぶてしく、聞ける程、ワタシは成熟してはなく
おばちゃんが、思いだせる様に、お茶の葉を、じっくり眺めて、おりました。
すると 狙い通り
「まっこと、干し大根も、持って帰るか~?」
『ええ~~!悪いなあ~~なんか、貰ってばっかりじゃ~~』
と 頭を下げる
今日もおばちゃんに、手を振りながら
『死なんといてよ~』
と ココロで呟く
わたくしで、ありました。
本格的に 冬到来
非日常以外で お住まいの皆々様方は
うがい 手洗い こまめにねっ
ココロのうがいも 忘れないでよ~
ほんなら またね~
草 々