秘境という名の山村から(東祖谷)

にちにちこれこうにち 秘境奥祖谷(東祖谷山)

菜菜子の気ままにエッセイ (てっぺんゴロゴロ秋祭り)

2011年10月16日 | Weblog


爽やかな日曜~♪
降り注ぐ太陽~♪
の 日曜日。
祖谷を愛する、皆様
いかがお過ごしでしたか?

今日のワタシの日曜日。写真を見ていただければ、一目瞭然っ!
集落の秋祭りでした。朝から、お堂に行き、集落の皆様とお掃除をして
手を動かさないで、口だけを動かした?みたいな…
この行為は…?

……
……
《オバサン化現象》
みたいな?
そんな、ワタシの家は、集落の1番下に位置します。
ワタシの集落は、200年位前に、大崩壊があり、その斜面の上に
人々が住みつき、今に至ったと言う訳です。
この話しは、ニセカメラマンに、最近になって聞き、再び集落の60歳の方に聞き
確かめたので、間違いないみたいです。

切り立った、斜面に家が点在し、その山々の1番上には、成長した杉の大木に、
※たいぼくと読んで下さいね…おおきと、読んだら話しが、繋がらないっ!

今にも落ちてきそうな、岩がゴロゴロあるらしく、地震がくれば
確実に集落の家々を、直撃するとのこと…

本日は、久しぶりに山の神様の祠に会いに行き、お賽銭を差し上げ、このお賽銭で
山の神様は、買い物は出来ないのね…
なんか、気の毒なような…?
そんな、気持ちで、手を合わせました。
お願い事を、しました。

山の神様の祠の、掃除に行ったのは、昔は若かった、男子四人
昔は若かった女子2名
…で
この内の四人の、家が、ワタシのおうちの、上に位置します。
二等辺三角形の、1番てっぺんが、
ゴロゴロ落ちてきそうな、岩
その中間が、四人のおうち…
1番下が、川っぷちになる、ワタシのおうち…

手を合わせ、真剣に、お願いをしました…

《山の神様っ!お願いしますっ!岩が…岩が…崩れたら、ワタシの家の上の方で
止まりますようにっ!》

ついでに、もうひとつ、お願いしました。

《娘達が、公務員と巡り会えますようにっ!》

今思えば、山の神様に、娘達の事を、お願いしても、無理難題?だったのかも…知れません
つい、切羽詰まり、お願いしてしまった、母ちゃんでした。

そして
午後…
草刈り機 スコップを持参し、主の留守の、ヴヴヴ星人のお家に、向かう。

雨が多い 全国各地

私道の側溝が、すぐに土砂で詰まり、水が溢れて、私道を壊し、崩れていきます。

一度、崩れだしたら、バンバン、地盤沈下していきます
これを 地元民は、
《道がツエル》
と 言います。

側溝の土で固まった、重い蓋に、スコップをかませて、持ち上げ、外し、詰まった土砂を
スコップで掻き出す…パーフェクトな土木作業~!

それが、終わると、流れていた土砂を、かきあげて、元の地盤を固めていくっ!

日曜日の午後…都会では、今頃、人々が流れるように歩き、レジャー、ショッピングを愉しみ、
それぞれの休日を過ごして、いるんだろうなあ~
と 思いつつ
人間の暮らしの原点に返るような、今の時間が、自分なりな、めちゃくちゃ
有意義だと思う ワタシの日曜日でありました。

主のいない 家の中…

食器棚の、ヴヴヴ星人の、お茶碗を見ながら…

頼まれた、冬服をタンスから無造作に、取り出しながら…

頭の中は複雑な、私で、ありました。

ココロが、なまあくびしていました…

『老いる』
と言う現実が…
この部屋の中…
止まったままの、時間の中…
溢れだして いました。
それは、掬い上げられそうに…ありません。
《なるように なる》
時間の中でも
《愛情の絶対温度》
だけは、持ち続けよう…

それを出来るのが、
人間なんだ…

それが 出来るから
《人間》なんだ

ガンバレ!
高齢者、
ガンバレ!
家族
ガンバレ
にんげんっ!











































































コメント
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