秘境という名の山村から(東祖谷)

にちにちこれこうにち 秘境奥祖谷(東祖谷山)

奥祖谷晩秋点描 暮らしの晩秋

2011年10月25日 | Weblog
さ庭べにもみじば散りて蟲の音も消えて寂しき祖谷に行く秋

庵のには棗熟れにし頃なれど食しきこぞのなつかしきかな

あか屋根に二連廃家のわびしけれ兵庫助のいにしへぞ思はん (ひょうごいしの地名に想ひて)

二ついしの地名、別名画星の里 画に描いたように綺麗に星が見える

山のべに画星のさとのありければ星屑あまたかがやきにけり 

静かなるさとに降り来るながれ星消えてかへらぬ空に祈らん


千振を待ちたる友に荷を造り  (テラオ兄さん毎年友に送りたるを聞き)

身に入れて宿の女将に情話かな

自然薯を掘り出す穴に陽は落ちし

年毎の行事に妻の零余子飯

朝寒や旅の支度も捗らず

棗熟れ落ちたる庵は留守なりし






テラオ兄さん携帯写真











先だって、テラオ兄さんの零余子の絵手紙を妻が見て、もう時期なんだ
それじゃあ、今年も炊こうかね。

















テラオ兄さん絵手紙 ゲンノショウコ(御輿草)秋の風情




































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