秘境という名の山村から(東祖谷)

にちにちこれこうにち 秘境奥祖谷(東祖谷山)

奥祖谷春風景

2008年05月15日 | Weblog
14日朝5時一の森前庭で眺める素晴らしい日の出



13日72歳の我々同級生二人は雨の中剣山ー一の森と歩き一の森ヒュッテに宿泊
宿泊者は我々のみで、夕食を管理人さんの内田さんと一緒に山の話等などを話しながら、楽しいひと時を過ごし9時ごろ寝む。

そこまでは夢見心地、、、、が真夜中の1時前より3時半ごろまでは怒り心頭に
猛り狂う雷さんの彼女と我々三人の会話のやり取りが延々と続くのである。

その凄さは火花と音でである、通常はぴかーどん!!のようなのだが
このときは ぱしゃ!で火花が走り、どん!!で周辺に落ちる、
生きた心地がせず、いまに丸焦げになるのではと思ったものである。

朝3時はんころより彼女も疲れたのか収まり紀伊半島方向に移動する
4時半頃から快晴の空となり素晴らしい日の出、この時期には珍しい登山道の雪と雲海のおみやげを頂いた。

停電していたので明るくなって管理人さんの内田さんの各電気製品の点検が
始まったが、内田さんの悲鳴の声が聞こえてきた。
雷警報が出ていたので主なものはコンセントを抜いていたが、そんな事では
防げなかった、被害は配電盤、ユノックス、電話機、電気ストーブ、電子レンジ
電気ジャー、そして麓より食料などを運び上げる索道車の電気系統などなどで
あった。

だがそこは内田さん動じなかった、余裕の気持ちで何とか為るさであった
色々片付けもあり、忙しくなるであろうといとまの挨拶をすると内田さん
開口一番我々に「一生忘れない貴重な体験をされましたよ、今度は台風の来襲
の時に泊まりに来てください、暴風が塊の弾になってどん!!どん!!と
ぶち当たって来ます、それはすさましい迫力ですから一度体験に必ず来てください
との別れの言葉でしたね、流石に内田さんしゃれが上手いと感心したのでした。
剣山頂上ヒュッテはもっと悲惨のようだと伝え聞いた。

久保集落の家に帰ると、土地の人たちもこんなに居座られたのは初めての体験だと
云われていた。






コメント (2)
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