ビビッド能里子トーク・サロン

心身両面の指導者として感じたこと

どうしても眠れない

2009年03月21日 | Weblog
   ☆ 二時に目覚めて
 夢を見て目が覚めたが、それはある人の知りもしない子供時代の夢だった。
「自分はダメな人間だ。勉強ができなくて……」と、ポロポロ涙を流して
泣いているのを、わたしは頭を撫でながら「大丈夫、あなたは頭も良いし
今だってこんなに立派な大人になったじゃない」と、慰めているのだ。
 ホントに変な夢だ。それからすっかり目が冴えて、いくら目をつぶっても
眠れず、ベッドの中で何度寝返りをうったことだろう。
 「仕方ない、もう起きてしまおう」と、いつものオン、ザ、ベッドトレー
二ングを一時間丁寧にやって、今起きたけどまだ眠いが、カーテンを開けたら
細い三日月がきれいに輝いていた。 
 わたしは何かあるとすぐに眠れなくなるので、お医者さんでいただく睡眠薬は
常備しているが、余程でなければ滅多に使わないようにしている。
 今日はN大の友人達の誘われて「綾小路きみまろのバスツアー」に行く
ので、朝早く家をでなければならない。
 新宿から築地市場、そして熊谷会館まで行き、トークショーを見るが、大変
人気があるため、発売するとすぐに完売するそうだ。
 何事も経験なので今日は「中高年のアイドル」と言われるきみまろ氏のトーク
で大いに笑ってこようと思っている。

我が家のファッションショー

2009年03月20日 | Weblog
  ☆ 春になるとうずうずするのはわたしだけ?
 毎年春先になると、明るい色の新しい衣装が欲しくなるが、さらにパリ
行きがだんだん近づいてきたのでなおさらだ。
 そのため、今日は思いきりいろいろな物を買ったが、買い物大好きな
わたしは十分満足した。わたしは沢山買い物をすると、いつも夫の前で
ファッションショーをする。彼はまたかと言う顔をして二ヤニヤして黙って
いるので、「似合うとか、素敵とか言わないの?」と聞くと、「みんな本当に
素敵ですよ、でももう少しやせなければダメですね」と言った。
 確かに、わたしは痛いところをつかれてドキンとした。
夫と知り合ったのは、わたしがほどほどスタイルが良かった19歳のとき
彼はまだそのイメージがあるらしく、古女房にもその昔のわたしがオー
バーラップするらしい。デモ考えてよね、わたしの年齢を。
 夫に指摘されたように、自分でもホントにそう思うが、運動も良くするし
食事にも細心の注意をしている上、付き合い以外の間食はゼロに近い。
ヤッパリアルコールがいけないのかなあ?でもあれもこれもと我慢して
長生きはしたくないし、それにわたしはスゴーく健康なのに、いくら
努力してもまったく体重は減らないのだ。

 先日もうこれ以上は痩せられないような高齢女性を見たが、何だかとても
貧相で、昔の「やぶれ番傘」のようなイメージだった。
 だから高齢者はやせ気味より、ややふっくらしている方が見た目が良いに
決まってる、だってシワが中から埋まってくるし、と言いながら実は自己弁
護している自分に気がつく。出ている手足が細いのでそれほど肥って
は見られないが、当人は「あのウエストラインよ、今いずこ」と、嘆きたく
なるのが現状だ。でも、昔ならとうに「老婆」と言われている年齢だもの
仕方ないでしょ!食べなければ痩せるのは確実だが、肌のつやのなくなり
パワーもなくなって、きっと、シワシワでしなびたようになり、凄く老人
くさくなるだろう。毎朝起きてすぐ見る鏡の中の顔は、我ながら、肌はつや
つやして唇もとてもきれいなピンク色だ。それはきっと、栄養的にもバランス
が摂れているからだと思うが、わたしはヤッパリデブ体質なのだ。ああ!

素敵な言葉「結晶性知能」

2009年03月19日 | Weblog
   ☆ 欠落していく部分
 学生時代のわたしは暗記力だけはバツグンに良く、試験はほとんど一夜
漬けだったが、それなりの成績は何とかとっていた。
 でも何故か記憶力は、その頃からあまり良くない方だったと思う。
知的な職業は記憶力がないと、絶対に大成はしないと言われるほど重要だ。
 わたしは子育てをしながらいろいろ勉強したが、四十代には以前習ったこと
が思い出せず、前の資料を引っ張り出したり、ノートを改めて見たりしたが
「もう少し記憶力があれば、どんなに良いだろう」と、絶えず思った。
 20歳を過ぎると、脳細胞は毎日約十万個ずつ減っていくそうだが、わたし
は最近は記憶力や、記銘力は無論のこと、理解力も物忘れもひどくなり
さらに注意力まで極端に少なくなったと感じる。

 体は健康でも、脳細胞はどんどん減っているようだが、でも嬉しいことに
年齢とともに増えてくるもの、それが「結晶性知能」だそうだ。
 それは、長年にわたり、学んだり、経験したり、さまざまな情報などから
洞察力、観察力、思考力、感性などが、年齢とともに鋭くなることである。
 ただし何もしないでボーっとしていたら、唯衰えるだけなので、見方を
変えれば、年齢が増すほど、考えたり、感じたりして、頭を使うことが必要
と言えると思う。その点わたしは30代から絶えずいろいろなものを学習したり
見聞したりを欠かしたことはない。だから、たとえ記憶力や記名力が衰えても
「結晶性知能」は、ますます増えてくるはずだと、楽観的に考えている。
そう考えたら、創造性は若いころより劣っていないと気がついた。
 なぜなら、閃いてからすぐに、「60歳代からの心と体のトレーニング」が
完成したからだ。加齢現象から起きる心と体の症状と上手に付き合い、これ
からも指導者として生きていたい、そのためにはいろいろなメンタルな刺激が
必要だ。今日も若い友人達と久し振りで会うが、また良い刺激になるだろう。
 


春宵一刻値千金のはずが

2009年03月18日 | Weblog
   ☆ 夕方の散歩
 だんだん春めいてくると、気持ちが弾んで何となく落ち着かなくなるが
これは幼い頃から変わらない。夕方友人と駅まで遠まわりして歩いた。
 ほのかな花の香りが漂っていて、風もなく暖かくて穏やかな夕方は
まさしく「春宵一刻値千金」だと感じた。
 (長い人生の中でこの時期に外を歩くことは、そう度々はないだろう
でも何て素敵な夕方かしら)と考えながら、全身の細胞の一つ一つが感じる
ような、心地よい季節感を楽しんだ。
 がその後がいけなかった。心身共春に酔ったわたしは、またスッカリノッテ
しまい、アルコールにもしたたか酔ってしまったのだ。
 そのため、今朝は起きられず、今朝風呂に入ってようやく気分がシャキッ
としたが、今日はまた後悔と反省の一日になりそうだ。
 今日も予定がビッシリ!がんばらなくてはと、自分に喝を入れる愚かなわたし。

体との付き合い方

2009年03月17日 | Weblog
  ☆ まだプロとして動ける
 腰や脚に痛みや違和感を感じてから早や二月あまり……
でもそれは大昔痛めたからでもあるが、もしかしてジムでのトレーニング
のせいかも?とは実は認めたくはないが、自分では気がついていた。
 自分でもかなり慎重に「体の中の声を聞きながら」すすめていたので
これは単なる筋肉痛だと、少し我慢していた。
 今朝方に急に痛くなって、目が覚めてから、さすがに心配になり整形外科
へ行き、事情をお話して久しぶりにレントゲンを撮った。
 結果は「年齢なりの老化はあるが、特別異常はないから、無理なくトレーニングを
続けても大丈夫だ」と、先生の診断だったので安心した。
 そして先生はこうおっしゃった。「あなたはふつうの人より、ずっと
足腰を酷使しているからね」と。そして、一週間だけ薬を飲みましょうと
処方されたが、スポーツトレーナーの指導を受け、ときどき治療院で先生の
治療や注意を受け細心の注意をしていたのに……
 それにこの半月は、脚のトレーニングはまったくしていなかったが、でも
もしかして「ジムでのトレーニングは、年齢的にも危険だからもう止めた方
が良い」と、先生に宣告されるのではと、実は少々不安だった。
 (それに新しいトレーニングができて、カルチャーセンターで指導が
決まったのに、もしも治らなかったらどうしよう?)と、スゴーク不安
だった。

 でも、先生は「無理なくやれば大丈夫」とおっしゃったので、安心し
ホットしたが、先生に注意されたことは……
1 長く座ったり、立ったりなどの同じ姿勢は続けないこと。
2 重たい物は持たないこと。
3 脚が痛いときは階段を使わず、エレベーターやエスカレータを使うこと。
4 膝を曲げなければならない時には、動作をゆっくりすること。
5 立て膝をしないこと。だったが、これは治療院の先生に言われていること
と全く同じで、日ごろわたしが注意していることだった。
 もしも同じような痛みがある方にも、お役に立てるかとご紹介したが、加齢
とともに、あちこちガタがくるのは当然と思って、ある程度の年齢になったら
体の中の痛みや、違和感とも上手に付き合うことも必要だとつくづく感じた。
 今日はとても暖かく、心弾むような日だ。(これからもジムでトレーニングを
続けられる)と思ったら、スッカリ嬉しくなり、膝の痛みも忘れて駅までスキップ
したいような…そんな気分になった陽気なわたしである。


もしかして「第三のステージ」への入り口? 2

2009年03月16日 | Weblog
   ☆ ポジティブで、アクティブなシニアになるために 
 自分も含めて現代の高齢者達が、老害などと言われないためにも同じ長生き
をするなら、健康寿命を保ち介護を受けずに(つまり死の直前まで元気に)
「生涯自立して生きるため」に役立つために、「明るく、楽しく、ソフトで
リラックスできる、効果果的なトレーニング」を創ろうと閃いた。
 それはかなり時間をかけて創るつもりだったが、何しろ今まであまりにも
多くのことを学んだし、長年の指導経験、さらに7年間高齢者としてR大や
N大成人学校で研鑽したのがヒントになり、あっという間にできてしまった。
 世の中にはさまざまなトレーニングはあるが、精神面も含めたものは
ほとんどないと思うし、その点わたしは、心理カウンセラー、ヒーラー
催眠法のセラピストだし、楽しく、リラックスでき、さらに精神的効果を
加えたものは、多分わたしの独壇場かもしれない。
 自分の老化度をたたき台に、また天性の陽気さも大きな武器だし、ちょっと
自慢になるが、わたしの影響力は大変強い。
 
 その独自のレッスンを友人に相談し、以前講師だったカルチャー・センター
他、三社にDMを送ったが、嬉しいことにすぐに、JR線目黒の駅ビルにある
「目黒学園カルチャー・センター」で、7月から講座を持つことが確定した。
 物書きとして自分の考え方を外部に発信してきたが、これからはわたしの
年齢だからこそできる、心身両面からの画期的で効果的な新しい
「六十歳代からのこころと体のトレーニング」を広め、高齢者が快適に生き
るようお手伝いができたらと、こころから思っている。
 昨日は良い趣味を持っている友人達を、およそわたしらしくなく羨まし
がったが、他人と比較するのはもう止めよう。
 だって、いつも自分の思い通りに、自由に快適に生きているわたしだから……
前向きな心を持つことが、若々しく健康な肉体を保つことができることを実証
するには、「自分自身がそのサンプル」でなければ説得力がない。
 そのためにも、今までより心してアクティブに毎日を過ごそうと、我ながら
あきれるほど、実に変わり身が早いわたしである。
 



ピアノ発表会で感じたこと

2009年03月15日 | Weblog
  ☆ 趣味にのめり込むって素晴らしい
 昨日わたしは友人のピアノ発表会に行った。その会は幼児から高齢者
までとても幅広い年代の楽しい会だった。ときどき曲から外れたり、一瞬
だけど忘れたりするような人もいたが、それもご愛嬌で和やかなアットホーム
な会だった。わたしはそれらを聴いている間、(こんなに一つのことにのめり
込めるなんて、何と素敵だろう)と羨ましかった。
 ことに友人の発表会出演は十回目だそうだが、「リストの愛の夢、三番」
をよどみなく弾いた。和服を着た友人は自信に充ち溢れて、とても美しく
素敵だった。それを見てわたしは心から「羨ましい!」と思った。
 改めて考えたら、わたしにはのめり込むような趣味はまったくない。

 いろいろなピアノ曲を聞きながら、しばし過去の自分の趣味について、考え
てしまった。最ものめり込んだソシアルダンスが仕事になり、ヨーガ、心理学
いろいろなダンス、その他数えきれないほどの習いごとは、いつの間にか
すべて仕事がらみだった。「これこそ本当に趣味」と感じ、発表会に二度出て
三年間続けた昆声コーラスも、今までわたし好みだった曲が、突然日本の地方
民謡の暗い曲に変わってから、すっかりヤル気をなくして止めてしまった。
 これは我儘でこらえ症がまったくない、わたしだからかも知れない。
海外旅行が趣味だったころは、約10年間位仕事をスタッフに任せ、多い
ときには一年に五回も行ったが、今は体力も余裕もないし、これも永久に
続けられるものではないし、などと何だかとても空しくなった。
 でも客観的によーく考えたら、わたしの趣味は「いろいろな面で自分を
高めることだ」と気がついて、虚しさが消滅したが、でも……
 これって本当の趣味と言えるのだろうか?また夜中に考えて眠れなくなった。
本当の趣味はもっと優雅なものではなかろうか?親しい友人を見ても、ときどき
「羨ましいな」と思うのは、やはり本当の意味で、心が満たされていないの
かも知れない。


もしかして「第三のステージ」の入り口? 1

2009年03月14日 | Weblog
   ☆  もういい加減にしたらと思うのに
 自分で言うのもナンだが、わたしの過去は「第一のステージ」はダンス教ヨーガなど、体の面の指導が多かったが、ヨーガ教室や、ダンススタジオ経営、カウン
セラーなどの他に、テレビや、映画でのヨーガ指導、企業での研修講師、講演
などもこなしていた。
「第二のステージは」、執筆、心理カウンセリングなど、メンタルな面が多く
なったが、第一のステージのものが混然としていたが、もしかして自分で
「第一のステージ」と感じた15年間が、わたしの最も華やかな時代だった
のかもしれないが、充実した期間はその中間だったかもしれない。
 わたしは気がつかずに、その10年間の節目に、一流ホテルで盛大にパーティ
を開いた。そして、二回目のパーティの後は(わたしの人生も満足して生きられたし、何のトラブルもなく幸せに過ごせた。もうこれからはのんびりしよう)と考えていた。ところが……
 しばらくして今まで世界各地の世界国際学会や、国際心理学会に参加した経験
から、今まで長年カウンセリング・ルームで指導していた経験を「一度だけ、国際心理学会でプレゼンしよう」と、突然閃いた。
 発表は開催される国の自国語か、英語で行われるため、わたしはロシアで
行われる国際心理学会目指して勉強したが、あまりに期間が少なく諦めた。
 そして、次の北京を目標にして、猛勉強した。結果は昨年10月に北京で開催
された「世界心理治療学会」で、その願望を実現し「夢も実現できたし、もう
いっか」的気分で一月あまり過ぎた。ところが、その大目標を達成し、その
充実感や幸福感を十分満喫したのも束の間、また心の中から「次なる目標」が
突き上げてきたのだ。

神代植物公園と深大寺

2009年03月13日 | Weblog
   ☆ 楽しかった散歩
 今日は風が冷たかったが、わたし達R大のクラスメート9人で深大寺へ行った。
すると深大寺まで歩いて行くのだと言うが、歩くと40分位かかるそうだ。
膝が気になるわたしは、同じような友人とバスで行き、先に着いて歩き組の
到着を待ったが、風が冷たくてお腹が冷たくなった。
 やがて友人達が着いて、深大寺の重要文化財の仏像など見学し、有名な
深大寺そばを食べてからのに、隣接しているような神代植物園に入った。
 神代植物公園は人影が少なく穏やかだった。友人達とそぞろ歩きしながら
梅林を見たり、水仙や桜や桃など沢山のお花を見たりしたが、空は雲一つなく
晴れていて、風が止まるとポカポカと暖かった。
 男性4人女性5人で、お互いに遠慮なく言いたいことを言い、時折笑い
転げたりする仲間達。4年間R大で学んだクラスメートで、それぞれが
個性的だが、高齢になってからこんなにホンネで話せる友人達は、かけがえ
のない大切な存在だ。
 青くきれいな空と、広々とした公園、笑いさざめき合う友人達を見ながら
わたしは本当に幸せな気分になった。
 

能里子のワンポイントアドバイス

2009年03月12日 | アドバイス
  ☆ミネラル不足は情緒不安定の元
 先日N大で小泉武夫教授の話を聞いたが、わたしは三年間N大に
通っているので、先生の話は三回聞いたことがある。
 まるで漫談のような楽しいお話だったが、日本人の食生活がこの50年
間に欧米化したため、もともと腸の長い農耕民族だった、日本人の心身に
大きな影響を及ぼしたことについて、より詳しく学んだ。
 欧米人は肉や乳製品を摂っていて、もともとは狩猟民族だったので腸から
効率良く栄養を吸収できたそうだ。ところが日本人は植物や木の実など
栄養価が低いものばかり食べていたため、腸が短いとその栄養分がすぐに排泄
されるため、その養分を効率よく吸収するように、自然に長くなったのだそうだ。
 「なるほど!」とわたしは感心した。つまりもともと体質が違う民族だから
同じ食事をすること事態が不自然なのだ。
 先生はこれを食べていれば、日本人は絶対に健康だと
黒板にこう書かれたので、ご存じとは思うがご紹介したい。
1 根菜 だいこん ニンジン ゴボウ 、じゃがいもなど土の中で育つもの。
2 青物類 ホウレンソウ、小松菜、ニラなどの野菜類。
3 大豆製品 豆腐 納豆 みそ しょうゆ ゆばなど。
4 果物、トマトなど。
5 魚、貝類。
6 海草類。 1から4までは土の中のミネラルで5・6は海のミネラル。
 やはり肉類ばかり食べていると、体が酸性化し、バランスが崩れ。さらに
ミネラル不足になるため、情緒不安定になり、心身に異常をきたすのだ。
 そんな意味では伝統的な「日本食」は、わたし達大和民族には、最も適
した食事なのだと思う。「食べることは生きることに繋がる」ので、心して
毎日の食事は、頭で考えてバランスよく食べたいと思う。


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