☆嬉しかったこと
わたしはジムの帰りに、スーパーに寄って沢山の買い物をし、(重たい
物は持たないこと、整形外科の先生に注意されたにのに、また買ったしまう
なんて……)と、買い物好きな自分にあきれていた。
下北沢駅のホームに降りるとき、人一倍力がないわたしは大きな袋を
二つ下げていたので、早く歩くことができなかった。
ちょうどその時電車がホームに滑り込んできたが、荷物が重いため走る
ことができない。(次の電車に乗ればよいから、あわてない)と、自分に
言い聞かせた。ゆっくり階段を降りたが、まだ電車が停車していたので
急いでドアに駆け寄ったら、「間もなく発車しまーす」と、ドアが閉まり
そうになった。その時ドアの傍に立っていた若い男性が、片足をドアに出し
たが、多分わたしが乗り込むときに、瞬時に脚を出しドアの閉まるのを
抑えてくれる気持ちからだったのだろう。
するとそのまま乗れたが、わたしはその人に心の中で(有難う)とお礼を
言った。目が合えば目礼したのだけど、改めて言葉にしてお礼できずに
電車を降りたが、こんなさりげない「小さな親切」はとても嬉しかった。
そして、目立たなくても良い、気づかれなくて良いが、わたしもさりげない
親切を、これからも誰にでもして差し上げたいと感じた。
わたしはジムの帰りに、スーパーに寄って沢山の買い物をし、(重たい
物は持たないこと、整形外科の先生に注意されたにのに、また買ったしまう
なんて……)と、買い物好きな自分にあきれていた。
下北沢駅のホームに降りるとき、人一倍力がないわたしは大きな袋を
二つ下げていたので、早く歩くことができなかった。
ちょうどその時電車がホームに滑り込んできたが、荷物が重いため走る
ことができない。(次の電車に乗ればよいから、あわてない)と、自分に
言い聞かせた。ゆっくり階段を降りたが、まだ電車が停車していたので
急いでドアに駆け寄ったら、「間もなく発車しまーす」と、ドアが閉まり
そうになった。その時ドアの傍に立っていた若い男性が、片足をドアに出し
たが、多分わたしが乗り込むときに、瞬時に脚を出しドアの閉まるのを
抑えてくれる気持ちからだったのだろう。
するとそのまま乗れたが、わたしはその人に心の中で(有難う)とお礼を
言った。目が合えば目礼したのだけど、改めて言葉にしてお礼できずに
電車を降りたが、こんなさりげない「小さな親切」はとても嬉しかった。
そして、目立たなくても良い、気づかれなくて良いが、わたしもさりげない
親切を、これからも誰にでもして差し上げたいと感じた。