ビビッド能里子トーク・サロン

心身両面の指導者として感じたこと

まわり道

2009年03月03日 | Weblog
   ☆ もどかしいでもそれが人の心の常
 価値観や、考え方は人それぞれだと分かっていても、心が通じないのは
淋しいことだ。我ままなわたしは絶えず他人に対して、「なぜそうなのかしら」
と、自分との感じ方の違いに気がつく。これは感受性の強い少女時代から
だが、それが今になっても変わらないのは、わたしが成長していないのかも
しれない。自分にとっては辛い気持ちを(それはあなたの我儘だから、ふつう
の人には当然なことなのでしょ)と言い聞かせながらも、どうしようもなく
悲しい気持ちになる。こんな気分をコントロールするのは、現在地点に立ち
客観的に自分を見つめることだ。分かっていても、どうすることもできない
苛立ちを抑えて、このまままっすぐ帰る気持ちにはなれず、頭を冷やそうと
回り道した。(もっと冷静に、常識的になれたら、どんなに楽だろう、それな
のになぜ?)自分の中の理性と感情とのせめぎ合い、そんな自分をもてあまし
ながらふと空を見上げたら、細い三か月が冴えて光っていた。

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