「中央区を、子育て日本一の区へ」こども元気クリニック・病児保育室  小児科医 小坂和輝のblog

感染を制御しつつ、子ども達の学び・育ちの環境づくりをして行きましょう!病児保育も鋭意実施中。子ども達に健康への気づきを。

2011年、私の漢字は、「力」

2011-12-31 20:45:22 | Weblog
 2011年の漢字は、「絆」でした。

 知人は、津波から「水」、政府の隠蔽から「隠」
 妻は、アラブの春から「革」

 私は、当初、「元」をと思っていました。
 大震災、津波、原発事故でありとあらゆるものが破壊され、戦後最大の危機に直面しています。
 そこから始まるしかないすべての「元年」という意味と、
 がんばろう、がんばれの「元気」が日本を支えてきたということでの「元」でした。

 結局、「力」にしたいと思います。
 紅白最後のスマップの歌には、「活力(ちから)」という歌詞があります。

 大地震の「力」、津波の「力」、原子「力」などにより破壊されましたが、
 そんな中でも、地域の「力」、絆の「力」で、今、どん底からなんとか這い上がろうとしているから。
 ひとりひとりの「力」がつながり合わさって、アラブの春が到来しました。

 
 2011年、様々なかたがたにお世話様になった一年でした。
 たいへん感謝いたしております。

 区長選挙に出たおりも、多くの皆様にご支援いただきました。
 本当に感謝いたしております。
 あのときいただいたご支援は、今後に必ずやいかして行きたいと思っています。
 区議、区長でなくとも、一庶民一都民の立場で、そのときの約束を実現に近づけることができると思っています。
 また、信頼できる区議の皆さんも新たに多く中央区議会に入られています。

 子育ての充実したまち、健康、教育のまち、
 そして、築地市場は現在地で再整備の実現に向けて。

 
 2011年、様々な出会いから学びもいただきました。
 梓澤和幸氏をはじめ築地市場移転問題原告団の弁護団の先生方からは、法の大切さを学ばせていただきました。
 その影響もあり、法を体系的に学びたい気持ちを抱くことにいたりました。

 岩上安身氏は、市民の力に支えられるジャーナリズムを体現されようとしています。
 スポンサーの意向にしばられることのない、自立したメディアのあり方です。

 2012年、ひとりひとりの声がきちんと反映される年であってほしいです。
 そうであらねば、なりません。
 言っても無駄だとあきらめた時こそ、よくない結果を招くことになると思います。
 2011年、想定できることを想定しなかったことにより、多くの災いが生じました。
 残念でなりません。
 もう二度と同じ過ちをくりかえしては、決してなりません。
 
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