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「中央区を、子育て日本一の区へ」こども元気クリニック・病児保育室  小児科医 小坂和輝のblog

感染を制御しつつ、子ども達の学び・育ちの環境づくりをして行きましょう!病児保育も鋭意実施中。子ども達に健康への気づきを。

人生二度目の、司法試験の受験を終えて、ロースクール不人気の時代の中で。

2016-05-15 23:00:00 | 仲間・先生
 法律は、ひとを守ってくれます。
 
 その法律を学ぶことは、とてもとても大切なことだと考えます。
 ロースクール(法科大学院)の入学生が減少していると報道されていますが、学びなおしの場のひとつとして、社会人のかたこそ、学ばれることをお勧めします。
 例えば、霞が関に近いところ(神谷町駅徒歩30秒)にある桐蔭横浜法科大学院も夜間に社会人クラスが開講されていて、実際に学んだ者として、お勧め致します。


 学んだ法律を、私の場合は、子ども達の健やかな育ちのために、すなわち、直接的には、日々の小児医療現場で、間接的には、議会、中央区政のおける子育て支援施策の充実に生かして行こうとしているところです。

 ロースクールを出ることで、自動的に法務博士号の資格は得られたとしても、さらにいうのであれば、法律の知識をきちんともっていること、法的思考ができるということのひとつの基準は、司法試験に合格することにあると考え、私は、その合格を目指すひとりです。


 そして、この度、人生二度目の、司法試験を受験。

 4日間の日程を終えると、もうへとへとでした。
 やり終えて、思うことは、そして、昨年も思ったことですが、かつての新司法試験をやりきった方々への、その結果の合否に関わらず、尊敬の念です。
 かつての新司法試験では、短答択一試験が、今の憲法、民法、刑法の三科目に、さらに行政法、会社法、民事訴訟法、刑事訴訟法が加わっていた計7科目だったというから、たいへんだったと思います。
 また、ロースクール卒業後、5年以内に3回のチャンスで、合格しなければ受験資格を失うという(パターナリズムからきたのかどうかはともかく)、受験資格の余計な制限の中、やられてこられたということです。
 自分なら、これ以上のことは耐えられない…
 自分にとって、来年は、3回目の受験となり、これで合格しなければ、受験資格を失う相当なプレッシャーで戦わなければならないことになり、そのプレッシャーに打ち勝つことができるかどうか想像できません。



 二度の試験を経験し、受験に臨むに際し大切なことは、三つあると思っています。

 〇決して、逃げない。
 どんなに準備ができていなくても、本番に臨み受験をすること。
 本番準備にあたり自分もやりたいと思っていたことをほとんどできずに、今回の受験に臨みましたが、逃げなくてよかったと思っています。
 加えて、試験途中で、たとえ、一科目大いに沈んでも、あきらめずにやりきる。
 はずかしながら、今回自分も、沈む経験をしました。


 〇平常心を失わない。
 気負うことなく、いつもの感じでいくことが、一番実力が出せると思います。
 気負うと、思考が硬直してしまうのではないかと危惧します。気負うことが、過度な緊張へとつながり、問題文さえ頭に入ってこなくなります。


 〇しがみつく。
 一点でももぎとる姿勢で臨む。


 結果は、まだ先ですが、結果をまつことなく、一年後・365日後に備え、勉強再開致します。

 今回共に受験された皆様が、全員無事合格されることを祈っています。
 お互い、がんばりましょう。

 司法試験実施に当たり、私たち受験生にお付き合いくださいました試験監督員ら関係者の皆様もお疲れ様でございました。お付き合いありがとうございました。
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