「財源として、10年以上出し入れのないまま口座に眠る「休眠預金」の活用を挙げ、年間100万円を1万人に給付できる100億円規模の奨学金の実現を目指す」といいます。
給付型奨学金、実現の方向で世論が動いていくことを願います。
中央区もまた、独自の給付型奨学金が組めればよいと考えています。
学びたい子が、誰もが、精一杯学べる環境を。
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http://digital.asahi.com/articles/CMTW1605101300002.html
東京)給付型奨学金へ 「ネット署名を」
2016年5月10日10時27分
◇有志が実現へキャンペーン
経済的事情を理由に大学進学を諦める子をなくそうと、NPO法人代表理事や研究者ら有志が、給付型奨学金の実現を目指すインターネット署名のキャンペーンを始めた。
9日に都内で記者会見したNPO法人フローレンスの駒崎弘樹代表理事は「日本は大学の学費が高いのに、奨学金は貸与型がほとんど。親の経済格差が子の学力格差、経済格差に反映される貧困の連鎖が広がっている」と指摘。給付型奨学金実現のため、今月末までに5万人を目標にネットで署名を集め、文部科学省や関連機関に陳情するという。
財源として、10年以上出し入れのないまま口座に眠る「休眠預金」の活用を挙げ、年間100万円を1万人に給付できる100億円規模の奨学金の実現を目指す。
低所得家庭の子の学習支援をしているNPO法人キッズドアの渡辺由美子理事長は「成績優秀でも『頑張って勉強すれば大学に行ける』という夢を持てず、早い段階で進学を諦めてしまう子もいる」と話し、「頑張れば努力が報われる国になってほしい」と訴えた。
NPO法人しんぐるまざあず・ふぉーらむの赤石千衣子理事長も、成績が良くやる気があっても経済的理由から大学進学の夢を諦める子や、進学できても教育ローンや奨学金の返済が大きな負担になっている子がいる現状を紹介した。
有志にはジャーナリストの田原総一朗さんや津田大介さんらも名を連ねる。詳しくはキャンペーンのサイト(https://goo.gl/FqRlhP別ウインドウで開きます)。
(斉藤純江)