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タイトルは白楽天の「長恨歌」の一節である。『長恨歌』・現代語訳http://www.e-t.ed.jp/edotori390124/ckchouyaku.htmlによると『美しい顔はいかにも寂しげで、涙のはらはらと流れるさまはまさしく、一枝の梨の花の上に、春の細かい雨がはらはらと降り懸かってぬれているかのようであった。』とある。愁いに満ちた楊貴妃の面を形容しているのだそうだ。楊貴妃の美貌は同じ詩の中で芙蓉(蓮の花)にも例えられている。顔立ちが美しいだけでなく表情も豊かであったのだろう。絶世の美女といわれる所以はそこにあったのかも知れない。