野ゆき山ゆき海邊ゆき

日々の生活の中で出合う自然や民俗、歴史遺産を記録します。主な舞台は和歌山県中部。タイトルは佐藤春夫の「殉情詩集」より。

穿孔貝

2014年08月18日 | 動物
磯や海岸で穴が開いている石をよく見かけるが、貝が開けた穴とは知っていながらどんな貝が入っているかは見たことなかった。昨日たまたま海岸清掃していたときにそれを見つけた。浜の小石に比べ格段に大きいので先週通過した台風で打ち上がられたのだろう。石は砂岩である。穿孔によって石がもろくなっているのだろう穴にそって石が割れて穿孔貝の遺骸が見られた。一つの穴に一つの貝と思っていたが、三体入った穴があった。同時に三体入っていたのか、死んだあとに入ってきたのかは定かでないが意外な発見であった。さて、貝の種類だがニオガイ、イシマテガイ、カモメガイの三種あるようだが、泥岩や砂岩にヤスリで穴を開けるタイプはニオガイとカモメガイである。スリムな体型からニオガイと判定した。




穴から貝を取り除いてみた。それにしてもきれいに穴を開けている。
                 
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