日高川町旧川辺町の小熊から入野にかけてそびえる三国山。中央右の三角形の山。標高は国土地理院地図で調べると
206mほどある。
山頂からの眺めは絶景で日高平野を一望の下に眺められる。
南東方向には秀峰真妻山が見える。
山頂に三石(さんごく)岩と呼ばれる巨石が1基が据わっている。おそらく山の名前もこれが由来だろう。石(こく)
は古い体積単位で1石が2.5俵。3石は7.5俵を積み上げる高さがあることからきているようだ。
岩種は砂岩のようだ。
少し下のやや小さめの巨岩を雌(めん)岩と呼ぶのに対し、三石岩を雄(おん)岩とも呼ぶらしい。
登山道途中にひき岩と呼ばれるカエルの頭部にそっくりな岩もある。
両岸とも基盤岩に根を張らない独立した岩である。大地震で転がるかも知れない。どうしてこんな巨岩が200mの高さに
あるのか?超能力者が運んだと考えたくなるが、山頂付近を見れば巨岩はいくつも土の中に埋まっているようである。
今ある巨岩は浸食によって姿を現したのではないだろうか。今後数万年単位で考えた場合、この二つの巨岩は下へ落下し
新たに地下から次の巨岩が出現してくるのではないだろうか。
では、なぜ地層ではなく巨岩として出現するのか?三国山の東側には南北方向に断層が走っているようだ。おそらく古い
時代の断層運動によって地層が破壊されこのような巨岩が集積するようになったのではないだろうか。
このような巨岩があれば古い時代には神の鎮座する岩倉と見なされたと思われるが、今となってはそれを知るよすがはない。
206mほどある。
山頂からの眺めは絶景で日高平野を一望の下に眺められる。
南東方向には秀峰真妻山が見える。
山頂に三石(さんごく)岩と呼ばれる巨石が1基が据わっている。おそらく山の名前もこれが由来だろう。石(こく)
は古い体積単位で1石が2.5俵。3石は7.5俵を積み上げる高さがあることからきているようだ。
岩種は砂岩のようだ。
少し下のやや小さめの巨岩を雌(めん)岩と呼ぶのに対し、三石岩を雄(おん)岩とも呼ぶらしい。
登山道途中にひき岩と呼ばれるカエルの頭部にそっくりな岩もある。
両岸とも基盤岩に根を張らない独立した岩である。大地震で転がるかも知れない。どうしてこんな巨岩が200mの高さに
あるのか?超能力者が運んだと考えたくなるが、山頂付近を見れば巨岩はいくつも土の中に埋まっているようである。
今ある巨岩は浸食によって姿を現したのではないだろうか。今後数万年単位で考えた場合、この二つの巨岩は下へ落下し
新たに地下から次の巨岩が出現してくるのではないだろうか。
では、なぜ地層ではなく巨岩として出現するのか?三国山の東側には南北方向に断層が走っているようだ。おそらく古い
時代の断層運動によって地層が破壊されこのような巨岩が集積するようになったのではないだろうか。
このような巨岩があれば古い時代には神の鎮座する岩倉と見なされたと思われるが、今となってはそれを知るよすがはない。