カノコユリはカサブランカの原種といわれ、四国や九州に自生すると思っていたが、紀伊半島南部にも自生していたのだ。昨日紀伊半島南部のとある漁港近くの道路を走っていて崖にユリらしき花に気がついて近くに寄ってみると、なんとカノコユリではありませんか。こんな所であるから、誰かが植えたとも思えず、たぶん自生だろう。手の届きそうな所に一つ花があったが、他は5mから10mほどのところに崖から突き出すように花茎を伸ばしていた。
のちにわかったが、どうやら逸出株のようだ。この崖の上にかつて家があり、そこで植えられていた株から種が飛んでここに定着したようだ。
のちにわかったが、どうやら逸出株のようだ。この崖の上にかつて家があり、そこで植えられていた株から種が飛んでここに定着したようだ。