野ゆき山ゆき海邊ゆき

日々の生活の中で出合う自然や民俗、歴史遺産を記録します。主な舞台は和歌山県中部。タイトルは佐藤春夫の「殉情詩集」より。

竹根蛇

2014年09月23日 | 動物
この漢字を読める人は、100人に一人もいないのではないだろうか。では「日計」はどうだろう・・・?「ヒバカリ」とよむ。その昔、このヘビを毒蛇と思い噛まれると一日も命が持たないと信じられたことから名付けられたらしい。(大辞林3版)このヘビに出合わず、出合っても単なるヘビとして一生を終える人が大半だろう。かくいう私も名前は知っていたが出合うのは初めてである。

コンクリート道に体を長くして横たわっていた。長さは50cmくらいか。標準的な大きさだ。逃げる様子もなかったので、顔にカメラを近づけたがとくに動かない。真上から撮影しようとしたら急に方向を反転して逃げた。

当初ジムグリかと思い込んでいたが、ネットでジムグリの写真を見るとどうも顔の様子が違う。アオダイショウでもない。ましてやマムシでもヤマカガシでもない。残るはヒバカリ。ネットで見るとまさにそうであった。首の後ろの逆ナイキ形の模様が決めてとなった。おとなしいヘビで水辺を好むらしい。


コメント
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