今回は、JRではなく近鉄線で京都駅に入った。建設当初は周囲との調和を乱すとして反対の声もあった駅ビルだが、今やすっかり京都の玄関となってしまった。この駅の竣工は1997年、もう16年も前になる。工事中によく京都駅に来ていたが、つい最近のように思う。ここに来ると何時も思うのだが、天井が高すぎるくらい高い。思わず見上げて悦に入ってしまう。設計者は当時東京大学教授原広司氏。かの安藤忠雄氏や黒川紀章氏の案を抑えて選ばれたらしい。私は建設当初はちょっと京都のイメージにはそぐわないと思っていたが、長年目にしていると、これもありかな・・・