新宮は言わずと知れた文豪佐藤春夫の故郷である。丹鶴城に立って佐藤もこの風景を見たであろうと感慨に浸った。
本丸には佐藤の師匠与謝野鉄幹の歌碑がある。明治39年新宮に漫遊に来たときに詠んだ歌のようだ。
高く立ち
秋の熊野の
海を見て
誰ぞ涙すや
城のゆふべに
ついでにこの丹鶴城だが、建物は一つも残っていない。しかし石積みはとてもきれいでしっかりしている。規模は小さいが完成度の高い城だったようだ。新宮は戦略上重要な位置だったんだろう。写真は鐘の丸の石垣。
本丸には佐藤の師匠与謝野鉄幹の歌碑がある。明治39年新宮に漫遊に来たときに詠んだ歌のようだ。
高く立ち
秋の熊野の
海を見て
誰ぞ涙すや
城のゆふべに
ついでにこの丹鶴城だが、建物は一つも残っていない。しかし石積みはとてもきれいでしっかりしている。規模は小さいが完成度の高い城だったようだ。新宮は戦略上重要な位置だったんだろう。写真は鐘の丸の石垣。