野ゆき山ゆき海邊ゆき

日々の生活の中で出合う自然や民俗、歴史遺産を記録します。主な舞台は和歌山県中部。タイトルは佐藤春夫の「殉情詩集」より。

オオトモエ

2010年05月18日 | 動物
毎年この季節になると、我が家の壁に蛾が止まっている。昨年は4月22日にリンゴドクガがへばりついていた。今年は1月遅れになるがこれまた巨大な蛾が留まっていた。地味な色合いだが両翼の目玉模様が印象的である。ネットで探したら「オオトモエ」であることがわかった。目玉模様を巴模様にみたて名付けられたようだ。白い筋といい捕食者にはちょっとしたインパクトをあたえひるませる効果があるのだろう。日本はもとより東南アジアからインドまで広く分布しているようだ。
同属にヨコヅナトモエという蛾があるようだが、この巴マークにはオオトモエよりはるかに大きなインパクトを感じた。まさに横綱の名にふさわしい。
http://www.jpmoth.org/Noctuidae/Catocalinae/Erebus_macrops.html
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