野ゆき山ゆき海邊ゆき

日々の生活の中で出合う自然や民俗、歴史遺産を記録します。主な舞台は和歌山県中部。タイトルは佐藤春夫の「殉情詩集」より。

クチナシ

2008年06月09日 | 植物
通勤に使う道沿いに2株のクチナシがあるが、いつもは車中から咲いているのを見るだけであった。散歩がてらにその株を見に行ったときは、たいては花期を終えていたが、今回はちょうど良い時期に巡りあった。今までは限りなく白に近い花弁に惹かれたが、この写真を撮る際に中央の突起が気になった。もちろん雌しべなのだが、雄しべはどこにあるのだろう?しげしげと花を見てみると、雄しべはすでに裂開して花の背後にのけ反ってしまっている。たぶん開花してまもなくのけ反るのであろう。
それにしても大きな柱頭である。虫集めにも一役かっているのであろうか。
コメント
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