熱帯の“奇妙な生き物たち”の世界

　相変わらず寝苦しい夜が続いていますが東京は９日も猛暑日から解放されました。これまで午前中にあっという間に３０度まで上がっていた気温も２０度台で推移、晴れたり曇ったりで昼前はそこそこ涼しく感じた時間もありました。結局最高は３２度くらいまで上がったものの、２，３度違うと身体で感じる暑さは大分変ります。ちょっと過ごしやすかったので久しぶりに遠出をと、夢の島の熱帯植物館で開かれている熱帯の“奇妙な生き物たち”の世界展を見に行って来ました。

　先日も、銀座で開催中の世界中の珍しい植物を集めたウルトラ植物博覧会を見てきましたが、とにかく珍しいものが大好きです。トシを取っても好奇心を失わないようにと、あちこちのイベントをチェックしています。大きなドームの植物園はドアを開放してましたがさすがにちょっと蒸し蒸ししてましたが、イベントホールの展示会は夏休みの自由研究のテーマにぴったりとあって、お子さんたちでにぎわってました。奇妙で不思議な生態、美しい色、ちょっと怖い食虫植物の世界など、植物、昆虫、魚類などに別れて解説付きで展示された生き物たちはなかなか見応えがあり、子供たちは写真を撮ったりメモをしたりと興味深そう。

　以前、人気を集めたウーパールーパーも久しぶりに対面。１億４，５千年前に祖先が現れたと言われるアフリカ大陸の魚類もいました。背中に並ぶヒレと硬いタイルのようなウロコに包まれたポリプテルス(写真）や薙刀のような形をしたナギナタナマズなど珍しい魚は、現地では食用として売られているといいますがあまり食指は動きませんねぇ。