アル中(歩中)オジさんのフォト日記

 散歩中の出来事などを中心に写真とともに日記風に綴ったものです。

色づいてきたヤマボウシの実

2015-08-23 16:08:11 | Weblog
 間もなく実りの秋を迎えますね。夏の果物の桃、スイカに代わってリンゴ、ナシ、ブドウなどが出回ってきて、果物好きにとっては良い季節になります。ただ今年の夏は、雨が続き日照不足になったり、そうかと思うと厳しい暑さが続き欲しい時に雨が降らずに干ばつ気味になったりと、農産物にとってはあまり条件がよくなかったので、出来も今イチという声も聞かれます。それでも食欲の秋に新鮮なフルーツをたっぷり堪能できるのは、暑さに参っていた身体にとってはうれしい限りですよね。

 今日の散歩で、見上げる高さの木に小さな実がたくさんついているのが見られました。春の終わりから夏にかけて、白い花をいっぱいに咲かせるヤマボウシです。10㍍にもなる高木で、並んでいる木の花が満開になるとまるで木の上が雪化粧したみたいになるあの木です。十字架型の花びらが比叡山延暦寺の山法師を思わせることからつけられた名で、ちなみにアメリカから渡ってきた近縁のハナミズキの別名はアメリカヤマボウシというそうです。これまであまり気づかなかったのですが、ヤマボウシってこんなにたくさんの実をつけるんですねぇ。

 3㌢ほどの小さな実が色づいて来ています。ちょっと見た目には硬そうな表皮で、とても食べられそうな気がしないのですが、9月ごろ熟してくるともっと赤味を増し十分に食用になるんだそうです。モノの本によると、皮をむいた実は黄色からオレンジ色のようで、マンゴーのような、またバナナのような味だそうで皮だってシャリシャリしてうまいんだとか。ジャムや果実酒もOKといいます。と分かった以上はぜひ食べてみたいものです。ちょっと高くて手が届きそうにありませんが、来月にはどうにかして食べてみたい(笑)。
コメント
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