花熟里(けじゅくり)の静かな日々

脳出血の後遺症で左半身麻痺。日々目する美しい自然、ちょっと気になること、健康管理などを書いてみます。

「美しく偉大な自然――春の花が咲いています」

2011年04月09日 12時33分44秒 | 自然

東京では多くの学校で入学式が行われました。 最近は温暖化の影響からか、入学式の時

には桜はすでに散っていましたが、今年は入学式のときに桜の満開となりました。大震災

などで沈みがちになるのを見て、人生の節目節目の儀式を厳粛に行うようにと桜が開花時

期をあわせてくれたのかも知れません。 東北地方や北関東の大震災の被災地でも春の気

配が感じられるようになっているのでしょうか?

自然は人知では計り知れないほど偉大です。 日本人が自然に畏敬の念を抱いた世界観

を、改めて考え直して見ることが必要です。道端や畑には春の花々が咲いています。半身

麻痺になって自然の移り変わりに感動している毎日です。


<レンギョウ(連翹)>








<サンシュウ>


















<ユキヤナギ>








<ミモザアカシア>








「美しき天然」は私の好きな歌の一つです。 

(以下の解説はウイキペディアより引用)
『私立佐世保女学校の音楽教師だった田中は、九十九島の美しい風景を教材にしたいと考えていた。そこで、折りよく入手した武島羽衣の詩に作曲し、本曲は誕生した。この武島の詩は、田中の思い描いていた九十九島にぴったりだったという。この曲は、女学校の愛唱歌として地元では長らく親しまれてきたが、広く一般に知れ渡ったのはかなり後のことである。活動写真の伴奏や、サーカスやチンドン屋のジンタとして演奏されたことも、この曲が有名になった大きな要因の一つである。』


美しき天然
作詞: 武島羽衣 
作曲: 田中穂積 

(一)
空にさえずる 鳥の声
峯より落つる 滝の音、
大波小波 とうとうと
響き絶えせぬ 海の音、
聞けや人々 面白き
此の天然の 音楽を
調べ自在に 弾き給う
神の御手の 尊しや


(二)
春は桜の あや衣
秋は紅葉の 唐錦
夏は涼しき 月の絹
冬は真白き 雪の布
見よや人々 美しき
この天然の 織物を
手際見事に 織り給う
神のたくみの 尊しや


(三)
うす墨ひける 四方の山
くれない匂う 横がすみ
海辺はるかに うち続く
青松白砂の 美しさ
見よや人々 たぐいなき
この天然の うつしえを
筆も及ばず かき給う
神の力の 尊しや


(四)
朝に起る 雲の殿
夕ベにかかる 虹の橋。
晴れたる空を 見渡せば
青天井に 似たるかな
仰げ人々 珍らしき
此の天然の 建築を
かく広大に たて給う
神の御業の 尊しや



(2011年4月9日 ☆きらきら星☆)
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