まるで雪が降ったように白い小さな花でおおわれている木を見かけました。「ヒトツバタゴ(一つ葉田子)(ナンジャモンジャ)」の花です。
“モクセイ科ヒトツバタゴ属の落葉性の高木。原産地:日本。限られた地域(長崎県対馬、木曽川流域(愛知・岐阜・長野県)に自生する珍しい樹木で、自生地では国の天然記念物に指定されている。日本国内では街路樹や庭木として植えられている。樹高:7m~10m。葉;卵形で若葉のときのみフチにギザギザが入る。樹皮:灰褐色で、成長とともに縦方向に割れ目が入り縦に裂ける。開花期:5月。深く4つに裂けた白い花を白い雪に覆われたように咲かせる。雌雄異株、雄しべと雌しべを持った両性花を咲かせることもある。果実は長さ1.5cmほど、だ円形で、中には大きなタネが入っている。熟すと黒くなる。“