花熟里(けじゅくり)の静かな日々

脳出血の後遺症で左半身麻痺。日々目する美しい自然、ちょっと気になること、健康管理などを書いてみます。

「小野リサ デビュー30周年記念ツアー」18

2018年10月17日 09時00分00秒 | 趣味(音楽、絵画、等)
ボサノバ歌手の小野リサさんのデビュー30周年記念ツアー(10月13日)に行って来ました。ボサノバは鼻歌交じりで歌うような静かな曲で大好きですが、こじんまりとしたコンサート向きで、大きなホールでの演奏会に馴染むのか(?)とも思っていましたが、実際に演奏を聴いて、実に楽しく、盛り上がった演奏会でした。これは、小野リサさんの独特な雰囲気を持つ素晴らしい歌に加えて、ほのぼのとした人柄・語り、そして、選曲の良さと音楽を奏でる素晴らしい技術を持った演奏陣によるものと思います。
演奏曲は次の通りです。

<演奏曲>
終演後CD購入者に対して行われたサイン会の近くの柱に貼ってありました。



演奏曲は、ボサノバの名曲、ポップス・ジャズ・ラテンの名曲、そして、日本の曲をそれぞれボサノバ風にアレンジして全部で20曲、アンコールで2曲を歌いました。第一部は9曲で、「The shadow of your smile」 「Fly me to the moon」、「Quien sera」,「Que sera sera」、
「Summer samba」、「Take the A train」  などよく知られた曲をリサさんが淡々と歌い、リサさん独特の静かな語りも相まって比較的淡々と進みました。
第二部は10曲でした。「港が見える丘」(作詞・作曲:東辰三、唄:平野愛子)、「旅の宿」(作詞:岡本おさみ、作曲・歌;吉田拓郎)、「小樽運河」(作詞:吉岡治、 作曲:弦哲也、歌:都はるみ)、オリジナル曲の「あなたのふるさと」(作詞・作曲:沖 正夫)などの日本の歌をボサノバ調にアレンジして切々と歌いました。すばらしいボサノボの曲に変身して、何とも言えない“情”を感じました。終盤にはラテンの名曲で盛り上がり、事前に予想していたリサさんのステージとは異なりました。流石プロと感嘆しました。
アンコールは2曲で、「いのちの歌」(作詞: Miyabi、作曲: 村松崇継、歌:茉奈 佳奈)と「南国土佐を後にして」(作詞・作曲:武政英策、歌:ペギー葉山)。 「いのちの歌」について、リサさんは“大好きな歌でアンコールでよく歌いますが、いつも声を詰まらせてしまいます”と話していました。しみじみとした心温まる素晴らしい歌で、私の前の席の女性の方は涙を流していました。


<開演前の様子>




<コンサートの看板>





『いのちの歌』
作詞:miyabi(竹内まりや)
作曲:村松崇継

生きてゆくことの意味
問いかけるそのたびに
胸をよぎる 愛しい人々のあたたかさ


この星の片隅で めぐり会えた奇跡は
どんな宝石よりも たいせつな宝物


泣きたい日もある 絶望に嘆く日も
そんな時そばにいて 寄り添うあなたの影
二人で歌えば 懐かしくよみがえる
ふるさとの夕焼けの 優しいあのぬくもり


本当にだいじなものは 隠れて見えない
ささやかすぎる日々の中に かけがえない喜びがある

いつかは誰でも この星にさよならを
する時が来るけれど 命は継がれてゆく
生まれてきたこと 育ててもらえたこと
出会ったこと 笑ったこと
そのすべてにありがとう
この命にありがとう


以上









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