8月19日にフォレスタ・セレクション・コンサートが清瀬で行われ、見に行って来ました。
毎週のTV日テレの「こころの歌」は見ていますが、実物を目にするのは、久しぶりです。セレクション・コンサートのプロデユーサーでもあるリーダーの大野隆さんが、「今回は従来とは趣を変えて、第一部に世界の歌をもってきた。第二部は従来通りオペラの名場面集です。クラシック出身者のフォレスタに、このようなコンサートがあってよいと思う」趣旨の説明がありました。
第一部で小笠原さんが「オーバー・ザ・レインボー」を歌う前に、石川さんから、8月14日に神宮球場で行われた「全国定時制通信制高校野球大会」の開会式で小笠原さんが国歌を独唱したとの紹介があり、神宮球場に足を運んだ人を会場に尋ねると、数名の方が手を挙げたようでした。 定時通信制高校の全国野球大会が行われることはマスメディアで取り上げられることもなく、ほとんどの国民が知らなかったと思います。 特に、今年は、オリンピック放送と甲子園の高校野球大会が重なり、マスコミもてんてこ舞いであろうことは承知していますが、定時通信制高校など目立たない存在に配慮をしてほしいと思います。
第二部はオペラ名曲集。石川さんから、TVでフォレスタは日本の美しい歌を歌っていますが、オペラはハフォレスタの原点です。フォレスタの演奏を見てオペラに興味を持つ方も多いのではないでしょうか。と説明あり。
フォレスタ・ファンは中高齢層が主で、日本の歌ばかりを好んでいると思われがちですが、若い時分に洋楽に親しんだ方も多く、フォレスタ・オペラを毎年楽しみにしているファンも多いのです。今回のような世界の音楽に目を向けたコンサートも大歓迎なのです。
コンサートの中で、会場全体で歌う曲と言えば、「故郷」「浜千鳥」など、純日本的な抒情歌がほとんどですが、今回は、「ドレミの歌」で、大好評だったと思います。 中高年も世界の良い歌も好きなのです。 今回のようなコンサートを毎年続けていただくようお願いします。
~プログラム (敬称略)~
司会:石川
<第一部>
「歌のつばさ」 :全員
「ろくでなし」 :吉田、上沼、小笠原
「帰れソレントへ」 :男声
ミュージカルメドレー :ピアノ演奏 (サウンド・オブ・ミュージックより 吉野、山元)
「オーバー・ザ・レインボー」 :小笠原
「トゥナイト」 :榛葉、内海
「ドレミの歌」 :指導-小笠原、会場全員
<第二部>
G.ロッシーニ作曲 オペラ《セヴィリアの理髪師》より
「序曲」 :ピアノ演奏 (南雲、山元)
「町のなんでも屋」 :川村
おどけた理髪師は河村さんのはまり役、イタリア留学中に体得した身のこなし、しぐさが自然で観客を楽しませてくれました。
「今の歌声は」 :上沼
上沼さんの声の美しさ、声の出し方、そして、かわいらしい仕草に酔いしれたアリアでした。流石、二期会正会員の実 力発揮ですね。
U.ジョルダーノ作曲 オペラ《フェドーラ》より
「愛さずにはいられぬ」 :澤田
美しいメロディーで、澤田さんのテノールが心地よかったのですが、あっという間に終わってしまいました。石川さんから、もう少し聞きたい気持ちがしますが、とつっこまれていましたが、澤田さんは無言でした。 まじめな澤田さんとしては予定通り歌った、という心境でしょうが、サービス精神を発揮して、アカペラで少しでも歌ってもらうたら、会場が盛り上がったものと思います。澤田さん、いかがでしょうか。
WAモーツァルト作曲 オペラ《フィガロの結婚》より
「恋とはどんなものかしら」 :吉田
吉田さんが、オペラの中でこの歌を歌う少年ケルビーをイメージした服装(白いブラウス、細い体にピッタリしたパンツスタイル、ハイヒール)であらわれると、会場からどよめきが起こりました。よく知られているアリアですが、吉田さんのうまさがよく表現されていたと思います。
G.ヴェルディ作曲 オペラ《シモン・ボッカネグラ》より
二重唱「皆が私を讃えている」 :塩入、大野
バリトンの塩入・バスの大野という低音の二重唱はあまり聞くことがないのですが、十分に堪能しました。塩入さんの声もよく響きますね。
G.ヴェルディ作曲 オペラ《リゴレット》より
「悪魔め、鬼め」 :今井
今井さんの実力を否応なく知らしめた迫力の演奏でした。会場からの歓声、拍手もひと際大きかったと思います。
四重唱「美しい恋の乙女よ」 :今井、内海、吉田、榛葉
今井・内海の組、榛葉・吉田の組で演奏。内海さんと吉田さんの対照的な表現が印象的でした。
G.ヴェルディ作曲 オペラ《ナブッコ》より
「行けわが想いよ 黄金の翼に乗って」 :全員
全員が譜面を持って歌いましたが、男声陣は全員と女声の吉田さんは譜面に目を向けることなく、顔を客席に向けてい
ました。吉田さん以外の他の女声の皆さんは譜面に目を落としながら歌っていました。
~アンコール~
「オー・ソレ・ミオ」 :全員
〆
毎週のTV日テレの「こころの歌」は見ていますが、実物を目にするのは、久しぶりです。セレクション・コンサートのプロデユーサーでもあるリーダーの大野隆さんが、「今回は従来とは趣を変えて、第一部に世界の歌をもってきた。第二部は従来通りオペラの名場面集です。クラシック出身者のフォレスタに、このようなコンサートがあってよいと思う」趣旨の説明がありました。
第一部で小笠原さんが「オーバー・ザ・レインボー」を歌う前に、石川さんから、8月14日に神宮球場で行われた「全国定時制通信制高校野球大会」の開会式で小笠原さんが国歌を独唱したとの紹介があり、神宮球場に足を運んだ人を会場に尋ねると、数名の方が手を挙げたようでした。 定時通信制高校の全国野球大会が行われることはマスメディアで取り上げられることもなく、ほとんどの国民が知らなかったと思います。 特に、今年は、オリンピック放送と甲子園の高校野球大会が重なり、マスコミもてんてこ舞いであろうことは承知していますが、定時通信制高校など目立たない存在に配慮をしてほしいと思います。
第二部はオペラ名曲集。石川さんから、TVでフォレスタは日本の美しい歌を歌っていますが、オペラはハフォレスタの原点です。フォレスタの演奏を見てオペラに興味を持つ方も多いのではないでしょうか。と説明あり。
フォレスタ・ファンは中高齢層が主で、日本の歌ばかりを好んでいると思われがちですが、若い時分に洋楽に親しんだ方も多く、フォレスタ・オペラを毎年楽しみにしているファンも多いのです。今回のような世界の音楽に目を向けたコンサートも大歓迎なのです。
コンサートの中で、会場全体で歌う曲と言えば、「故郷」「浜千鳥」など、純日本的な抒情歌がほとんどですが、今回は、「ドレミの歌」で、大好評だったと思います。 中高年も世界の良い歌も好きなのです。 今回のようなコンサートを毎年続けていただくようお願いします。
~プログラム (敬称略)~
司会:石川
<第一部>
「歌のつばさ」 :全員
「ろくでなし」 :吉田、上沼、小笠原
「帰れソレントへ」 :男声
ミュージカルメドレー :ピアノ演奏 (サウンド・オブ・ミュージックより 吉野、山元)
「オーバー・ザ・レインボー」 :小笠原
「トゥナイト」 :榛葉、内海
「ドレミの歌」 :指導-小笠原、会場全員
<第二部>
G.ロッシーニ作曲 オペラ《セヴィリアの理髪師》より
「序曲」 :ピアノ演奏 (南雲、山元)
「町のなんでも屋」 :川村
おどけた理髪師は河村さんのはまり役、イタリア留学中に体得した身のこなし、しぐさが自然で観客を楽しませてくれました。
「今の歌声は」 :上沼
上沼さんの声の美しさ、声の出し方、そして、かわいらしい仕草に酔いしれたアリアでした。流石、二期会正会員の実 力発揮ですね。
U.ジョルダーノ作曲 オペラ《フェドーラ》より
「愛さずにはいられぬ」 :澤田
美しいメロディーで、澤田さんのテノールが心地よかったのですが、あっという間に終わってしまいました。石川さんから、もう少し聞きたい気持ちがしますが、とつっこまれていましたが、澤田さんは無言でした。 まじめな澤田さんとしては予定通り歌った、という心境でしょうが、サービス精神を発揮して、アカペラで少しでも歌ってもらうたら、会場が盛り上がったものと思います。澤田さん、いかがでしょうか。
WAモーツァルト作曲 オペラ《フィガロの結婚》より
「恋とはどんなものかしら」 :吉田
吉田さんが、オペラの中でこの歌を歌う少年ケルビーをイメージした服装(白いブラウス、細い体にピッタリしたパンツスタイル、ハイヒール)であらわれると、会場からどよめきが起こりました。よく知られているアリアですが、吉田さんのうまさがよく表現されていたと思います。
G.ヴェルディ作曲 オペラ《シモン・ボッカネグラ》より
二重唱「皆が私を讃えている」 :塩入、大野
バリトンの塩入・バスの大野という低音の二重唱はあまり聞くことがないのですが、十分に堪能しました。塩入さんの声もよく響きますね。
G.ヴェルディ作曲 オペラ《リゴレット》より
「悪魔め、鬼め」 :今井
今井さんの実力を否応なく知らしめた迫力の演奏でした。会場からの歓声、拍手もひと際大きかったと思います。
四重唱「美しい恋の乙女よ」 :今井、内海、吉田、榛葉
今井・内海の組、榛葉・吉田の組で演奏。内海さんと吉田さんの対照的な表現が印象的でした。
G.ヴェルディ作曲 オペラ《ナブッコ》より
「行けわが想いよ 黄金の翼に乗って」 :全員
全員が譜面を持って歌いましたが、男声陣は全員と女声の吉田さんは譜面に目を向けることなく、顔を客席に向けてい
ました。吉田さん以外の他の女声の皆さんは譜面に目を落としながら歌っていました。
~アンコール~
「オー・ソレ・ミオ」 :全員
〆