花熟里(けじゅくり)の静かな日々

脳出血の後遺症で左半身麻痺。日々目する美しい自然、ちょっと気になること、健康管理などを書いてみます。

「つるし雛」19

2019年03月04日 09時00分00秒 | 風物
市役所のロビーに「つるし雛」飾りが行われれました。今年は第11回目です。














日本三大つるし飾りとして、稲取の「雛のつるし飾り」、福岡県柳川市の「さげもの」、山形県酒田市の「傘福」があるようです(稲取温泉旅館協同組合公式サイトより)。江戸時代には人生50年(男性の平均寿命、女性は49歳とされた)と言われており、女の子の節句の飾りである吊るし雛はこれを反映しているものといわれています。
つるし雛の由来は、稲取温泉旅館協同組合公式サイトに次のように記載されています。
『稲取温泉に伝わる雛祭りには、古く江戸時代後期の頃より、娘の成長を願う母や祖母手作りの「つるし飾り」が飾られる風習がありました。江戸時代においては、お雛様を購入できる裕福な家庭はまれで、せめて、お雛様の代わりに、愛する子供や孫のために手作りで、初節句を祝おうという、切ない親心から生まれたのが稲取の雛のつるし飾りです。戦後までは盛んに行われていましたが、戦後の混乱期のさなかには、一時廃れかけておりました。 近隣の町にも、このつるし飾りを飾る風習はなく、稲取独自の美しい風習ということで、地元の稲取婦人会が、平成5年、6年度に婦人会クラブ活動の一環として復刻してくださいました。』



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