朝も早くからスタートし、見ごたえのあるお庭をいくつも見たので相当に疲れてはいたのだが、温かいうどんでなんとか元気を取り戻し、能登半島も先端に近い珠洲市の上時國家まで行ってみることにした。
時國家は、源平合戦で能登に配流となった平大納言時忠を祖先とし、近隣の村々300石を統治し江戸時代には大庄屋を務めた。屋敷の建坪は189坪と巨大である。
庭は、苔庭の中に心字池を配し、鎌倉時代の様式を伝えるという。
上段の間の前は謁見などの用途に使われたからか、比較的すっきりとしたスペースが広がる。
池の対岸には石組も見られる。
屋敷の規模は大きくても向かって左側は農家の実用に供されている。右側は天井も張られ、贅沢な意匠に満ちた貴族の館の造りである。
池は家の裏手の家族のためのスペースの前まで廻り込む。軒の修理か何かのために建てられた足場が非常に残念だった。
時國家は、源平合戦で能登に配流となった平大納言時忠を祖先とし、近隣の村々300石を統治し江戸時代には大庄屋を務めた。屋敷の建坪は189坪と巨大である。
庭は、苔庭の中に心字池を配し、鎌倉時代の様式を伝えるという。
上段の間の前は謁見などの用途に使われたからか、比較的すっきりとしたスペースが広がる。
池の対岸には石組も見られる。
屋敷の規模は大きくても向かって左側は農家の実用に供されている。右側は天井も張られ、贅沢な意匠に満ちた貴族の館の造りである。
池は家の裏手の家族のためのスペースの前まで廻り込む。軒の修理か何かのために建てられた足場が非常に残念だった。
なんとか閉館時間前に辿り着こうとして、かなり疲れていたのと、なぜか庭を見ている間だけ太陽が雲に隠れがちであったため、あまり良い写真が撮れていません。実物をみると、もっとハッとする迫力があります。少なくとも禅寺の庭や、茶庭などとはまるで違う価値観で組み立てられたものである事は、強く感じられます。
ただ、ここは本当に能登半島の先にあって、行くのはかなり大変です。
チェックしてました。
こんな感じなんですね。
地方の素朴な感じがいいですが、
庭としては、
ちょっと迫力には欠けますかね。
でも、
いつか、訪れたいですね。