東京湾に面して、25万平方メートルの広大な敷地が広がる。かつての将軍家の鷹狩場であり、17世紀半ばに造園が始められた。
歴史のある庭なので、何百年を経過した松も見られるが、風景の中心となるのは海水を引き入れ、潮の干満とともに水位の変わる潮入の池だろう。
池には浮世絵を想わせる木橋が架けられている。
中島のお茶屋を経由して、対岸まで架けられている総檜のお手伝い橋。
この庭園の周辺には高層ビルが立ち並び、それを入れてしまうとどうにも興ざましの写真になってしまう。それを避けようとすると、シーンはかなり限られたものになってしまう。
これは想像にすぎませんが、ここは海沿いの開けた土地なので鷹狩り以外にも、お月見や、それこそ今のバーベキュウサイトのように使われたような感じがします。
無駄地として構わずに、しかしそれが今になってみるとそれなりの名所になってしまった感があります。
当ブログでは、
今後のアップとなりますが(笑)。
確かに、
高層建築抜きの写真はなかなか難しいですね。
日本人が、
いかに景観に無頓着か、
象徴している庭園です。