遠山家の内装は、銘木を日本中から集めて見事な意匠をこらしている。
特に窓や欄間など光のからんだ処理は、絶品だと思う。
細工の細かさ、大胆さはやはり昭和の時代になってからの作なのだろう。
一番奥の12帖の欄間。正目の板を細工した。
それぞれの部屋や、廊下ごとに天井の意匠も驚く程の変化が付けられている。
遠山家には数多くの茶室が造られ、それぞれの空間が錯綜したりする。
この贅沢な館を使いこなすには、数ヶ月の期間を要するだろう。
特に窓や欄間など光のからんだ処理は、絶品だと思う。
細工の細かさ、大胆さはやはり昭和の時代になってからの作なのだろう。
一番奥の12帖の欄間。正目の板を細工した。
それぞれの部屋や、廊下ごとに天井の意匠も驚く程の変化が付けられている。
遠山家には数多くの茶室が造られ、それぞれの空間が錯綜したりする。
この贅沢な館を使いこなすには、数ヶ月の期間を要するだろう。
天井部分もこだわってますね
以前見かけた奈良の旧家もそうでした
建築好きには、
堪らない物件でしょう。
建築に疎い自分にも、
すごく魅力的です。
天井のそれぞれ・・・・あそんでますねぇ~
網代がいたるところに、嬉しくなるように組上げてますね。
素晴らしい中杢の板に竿ぶち代わりの網代には驚きです。
決まりを敢て無視した自由闊達さにホレボレしてます♪
天井は最大の見せ場かも知れませんが、床の間に使われている銘木、一枚板を使った引き戸など、建築の細部でありながら普通の家一軒分の費用がかかりそうな財がふんだんに使われていて、実に贅沢なものでした。
鉄道輸送が発達すれば、明治以前の水運では運べなかった範囲の木材まで東京でも京都でも運び出す事が可能になり、その分派手な姿の部材を使えるように印象があります。
その時代の技術を極めると、同時にその時代にまつわる灰汁の強さがまつわりついてくるような気がするのですが。
それを良しとするかを決めるのは、個人の好みですね。
こちらを訪れて驚いたのは、建物の手入れの素晴らしさです。
銘木を使い、見事な細工を残しても、どうしても生じてしまう木材のひび割れや障子の保守、それがみごとなレベルで成されています。
それが実に健康的になされているから、遊びを余裕を持って感じられるように思います。