蕎麦喰らいの日記

蕎麦の食べ歩き、してます。ついでに、日本庭園なども見ます。風流なのが大好きです。

奥会津地方 歴史民族資料館

2007-06-25 21:36:32 | 古民家、庭園
会津の人々は、自分たちの郷土や歴史をとても大事にするらしい。会津田島の町から阿賀川沿いの道を10分位登った山深いところに、23,000点の民具を収蔵する立派な資料館が建てられている。資料館には広々とした庭が付属し、4軒の歴史的建造物が移築されている。




移築された仔民家は、多くの場合それが建てられた土地から切り離された、建物としての生命が感じられないのだが、こちらではこれらの建造物を比較的上手に活用している。この旧杉原家は、もともと染物屋であったのだが、今も染物の教室として、実際に利用されている。私が訪れた時も、10人程の女性がにぎやかに製作作業を進めている最中だった。


家の前の物干しは、染め上げた布を干すための、実用品。


旧大竹家では、男性が一人で黙々とわら細工を作っていた。




こちらは、旧山王茶屋。山王峠に入口に400年前からあったもの。ただし、建物自体は明治2年に立て直された。
手前の格子窓の隣に一般客用の入口があり、その先の物々しい構えは武士階級専用の玄関。




一般客用の囲炉裏。そこから、振り返ると武士階級用の座敷や上々の間が望める。
外は日差しが厳しいが、家の中は風が通り、ひんやりとする。

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
美しいです (シャレード)
2007-06-28 11:50:55
旧山王茶屋の武家用玄関は美しいですね。

入母屋のカーブが優しいこと、
瓦では絶対に出せない姿に惚れ惚れします。
棟は銅板でしょうか、反り上がりに風格が・・・・

どこの写真も晴ればかり、晴れ男ですね相当の(笑)
Unknown (kikouchi)
2007-06-29 23:16:40
この日こそ、本当の梅雨の合間の晴れ日でした。
午前4時には起床し、5時に出発しました。
それが、良かったのだと感じております。

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