秩父市は繊維で豊かな富を得た街である。そのピークは化学繊維が主流になる前の、大正から昭和初期だろうか。
秩父神社の参道に面した一画に、その頃の建築物が集まっている。
小池煙草店は、建具の細かい細工が素晴らしい。
旧大月旅館別館。
古典主義的オーダーを、秩父の小都市の規模で実現する心意気がなんとも言い難い。
この建物の右手いに隣接するのが本館だろうか。確認しそびれてしまった。
そして食堂 パリー。
建築物としてはかなりモダンな線を狙った感じだが、入り口あたりのミクロな視点では、安心して入れる食堂である。
今でも、現役である。
秩父神社の参道に面した一画に、その頃の建築物が集まっている。
小池煙草店は、建具の細かい細工が素晴らしい。
旧大月旅館別館。
古典主義的オーダーを、秩父の小都市の規模で実現する心意気がなんとも言い難い。
この建物の右手いに隣接するのが本館だろうか。確認しそびれてしまった。
そして食堂 パリー。
建築物としてはかなりモダンな線を狙った感じだが、入り口あたりのミクロな視点では、安心して入れる食堂である。
今でも、現役である。
この建物は挽かれます
最近、レトロな建物も撮っているので
こういうの琴線に触れます(笑
周囲の風景とのミスマッチも良い感じです
現役で使われているのが、
うれしい限りですね。
食堂「パリー」、
ネーミングとのアンバランスが
おもしろいですね。
秩父は未だに、そこに暮らす人々の血が熱い地域のようです。それが、真冬の祭りを盛りたてているのでしょう。
その延長上の感じで、えいやっと立ちあげたレトロ建築が、かろうじて残った四辻です。
秩父市の裏街にはさらに面白い街姿が残されていたように記憶していましたが、なにしろ寒い。街を歩くだけで激しい北風に吹かれて消耗しました。
マニアックな街歩きは、また別な機会にお届けしたいです。
人づてに聞いた話ですが、パリ―食堂の当時の御主人は、洒落るなら徹底的にという方針で、「パリ」ではなく「パリ―」を選択された、と聞いております。
でも、ひそかに拝見したショーウィンドウのメニューは、とても気楽に入店できそうに感じられました。
パリー食堂さんには以前、一度だけ入ったことがあります。
複数人で別々の品を注文しても供されるタイミングは同一、とのウワサは本当でした。
私はカツカレーを頼みましたが、フォークだけでスプーンが出されなかったのは、
後にも先にもこのお店だけです。
しかし実際に食べてみて分かりましたが、カツカレーはフォークだけで事足りるものですね。
あまりに合理的で目からウロコが落ちました。
ただ、店内は掃除が行き届いているとは言えず、その点は残念でした。
こちらこそ(なんだか偉そうな文句で済みませんん)どうぞ、よろしくお願いいたします。
パリ―という(-)を付ける思い入れが凄いお店ですね。
入店されたのですか。本当に埼玉はよく御存じですね。また、蕎麦屋ではなくこちらを選ばれた好奇心、頭が下がります。