ジョルジュの窓

乳がんのこと、食べること、生きること、死ぬこと、
大切なこと、くだらないこと、
いろんなことについて、考えたい。

精米機

2005-12-28 | 食生活
いただきもので暮らしている我が家、

なんとお米もいただく。

ひとつは亭主の実家から、これは、白米で。

もうひとつは、義さん宅から。

こちらは、玄米で。

「魚沼米、魚沼米というけれど、

 本当の魚沼米は ここのを言うんだ。」

と胸を張る友人がいるらしい。



去年は 中越地震の直後に 持って来てくれた。

地震の直前に行って来たのだそうだ。

「あと一週間 行くのが遅かったら
 どうなっていたか。」

と言いながら 担いで来てくれた。

イバラキの実家で昔 
「ぶだのえさぶぐろ(=豚のエサ袋)」と呼んでいた
茶色い二重になった袋に入っている。




今年はどうかしら、と思っていたが

震災から一年と少し、
変わらず美味しいお米をいただいた。

あぜ道にも田んぼにも亀裂が入った映像の記憶があったが
勤勉な農家は そんな事にはめげずに励んでくれたようだ。



せっかくのお米だもの、
より美味しくいただきたい。

それには精米機よ!
と ここ1、2年 考えていた。

なぜ搗きたてのお米が美味しいか。

それは お米や米ぬかが 酸化しやすいから。

玄米で保存し、食べる分だけを精米して食べれば
酸化とも無縁で美味しいお米が食べられるはず。

電気屋店で見てみると、結構いい値段。

それに カタログで見てお取り寄せ、という商品も。

どうせ手にとって見られないのなら、
と ネットで検索。

山本電気の「ニュー・お米自慢Ⅱ」を購入。

21,000。



ドキドキしながら スイッチ・オン。

コーヒーミルの音を想像していたせいか、
拍子抜けの静かな音。

最初は7分づきにした。

ワクワクしながら 蓋を取る。

ステンレスの籠には 精米されたお米。

その下の白いプラスチックの内籠には
ベージュ色の 細かい米ぬか。

息子に見せたら ぺろりと舐めた。

「甘い!」

「どれ!」

甘くて美味しい、新鮮な糠だ!

玄米胚芽が混ざっているのが もったいない。

案の定、「まっしろでない」と亭主は不満。



白米にすると

ベージュ色の糠の上に
真っ白に 粉雪が舞ったように
米の粉が重なる。

なんと、もったいない。

上品な和菓子のような 薄甘さ。



ダンボールの箱には
「もう米研ぎ不要!」とか書かれていて

この精米機には ‘米研ぎコース’なるものがある。

けれど そもそも 研ぎたての米を炊くのだから

米研ぎは さほど 重要な意味は持たないはず。

そう思っているので
今年は 米研ぎは ぐっと簡単になった。

それに、‘米研ぎコース’にすると
ベージュの糠の上の白い粉が増えるような気がする。



ただ 何故か

精米したてのお米や 玄米ご飯を
土鍋で炊いていない。

どうもやってることが ちゃらんぽらん?

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
最高ですね! (ロボ)
2005-12-29 21:41:59
楽しそうな生活されているんですね!

ごはんがおいしい、最高ですよね

確か娘さんも、ご飯は真っ白派だったような?

娘さんの評判はどうだったのでしょうか?
返信する
特にどうということはありませんでした (ジョルジュ)
2005-12-30 17:41:17
なぜなら 娘は家でご飯を食べない生活をしていたものですから(怒)。



高級魚沼米でなくても、みんなそろって食べるご飯が一番です。



ただ これも 私の楽しみのひとつです。



困るのは米ぬか。

糠漬けに入れていたのですが 毎日のように新しい糠ができると、多すぎます。

とりあえず 捨てるのはもったいない、いりぬかにしてとっておいてあります。

来年は沢庵でも漬けるしかない!
返信する

コメントを投稿