ジョルジュの窓

乳がんのこと、食べること、生きること、死ぬこと、
大切なこと、くだらないこと、
いろんなことについて、考えたい。

わざわい転じて

2011-06-24 | 考えたこと
禍(わざわい)が 良い方に変化する。

なんて素敵な事だろう。

ガッカリした気持ちが ウキウキに変わるよ。













私の チョーいい加減な記憶では、
娘の大好きな「はじめてのおつかい」という番組がきっかけで
横断が容易になった場所があった、と思う。



<おつかい>を実行するためには、
どうしても渡らなければならない道路がある。

けれど そこは 車の交通量が非常に多く、
道を渡る事は 至難の業。



弟の手を引いて出かけた幼いお兄ちゃんは
「ボクは大丈夫だから、
 だから、神さま、弟を守って」
と 神さまに お願いしながら
道路の横断に挑戦する。

何度も、何度も。

けれど、車は ひきもきらない。

停まってくれる車なんて、ない。

時間は過ぎる。

1時間、2時間・・・。



とうとう、スタッフが 両面の車を停めて
幼い兄弟は 横断歩道を渡る事ができ、
無事にお使いを果たす。

神に祈り続ける母の元に 
自信と喜びに満ちて 弟と帰宅する兄。

母親は涙が止まらない。

そんな<おつかい>だったと思う。



押しボタン式の信号がひとつあれば、
地域の人たちは 安全に道路を渡る事ができ、
不便が解消される。

そのきっかけは、何でもいい。

その横断歩道のきっかけは、テレビの<おつかい>だった。







東日本大震災は、まだまだ わざわいのまま。

何ものにも転じてはいないけれど、
いつかきっと
あの未曾有の災害があったからこそ、
と ホッとする日が来ると思う。

そう信じて 復興を願おうと思う。


きっかけは 不幸な出来事だったかもしれないけれど
きっと もっと良い方へ。

必ず、ずっと良い方へ。

神さま! いや、違った、ホトケさま!(笑)

私たち、努力を続けますから。

だから、見守っていてください。

そして、できましたら、ほんの少し、お力添えを(笑)!





ようやく 写真を いくらかいじれるようになった。

5月に行った つつじ山からの風景。