What Me Worry? カーモデル製作記

気の向くままに、のんびりと

おいしい生活(映画:2000)

2016年03月29日 23時44分55秒 | 映画
前にスリーパー(1973)を観て気に入ったので、ふと見つけたウディ・アレン作品を選びました。

タイトルを見て、ちょっと前の作品かな?と思っていたら、2000年の作品。
「あれ?勘違いかな?」と調べると、糸井重里のキャッチコピー(1982)の方が先なんですね。
画像検索ではそちらの方がはるかに多くヒットします。当時を思い出しました。
映画の原題(Small Time Crooks)も全然違いましたね。

映画としての評価はあまり高くないようですが、個人的には楽しかったです。
ゆるゆるの雰囲気でありながら、それが味になってる。成金というと悲しく描かれる場合が多いですが
笑いも混ぜながらしっかり伝わってきます。ラストシーンも良かったな。

あちこちで「あーこうなるんだろうな」とわかっても、それがニヤリとできるんで安心。
微妙な差ですね、これは。宇宙戦争の時は「おいっ!」って突っ込み入れたくなっちゃったからなあ。
監督の作風の好き嫌いで大きく分かれるんでしょうね。

主役の二人はもちろん、オバカでイライラさせられるメイも味のあるキャラクター。
やっぱり登場人物の魅力は大切です。

(ジャンル:映画) 2016年:(26)

宇宙戦争(映画:2005)

2016年03月27日 00時35分30秒 | 映画
嫌な予感はしていたので用心して観たのですが・・・・・・

これはひどいねえ・・・・・・ラストなんてズッコケましたよ。
スピルバーグの駄目なところが全開な映画です。

子供二人の設定が酷すぎ。叫び声で本当にイライラする。ダコタ・ファニングに罪はないけどね。
息子なんてこの手でぶっ飛ばしてやりたい。
登場人物に魅力がないのがスピルバーグの特徴ですねえ。どうしてそうなるんだろう?

パニックの怖さを見せたかったんだろうけど、怖いんじゃなくて気持ち悪いよ。
これを劇場で観ちゃった人は、相当ショックだったんじゃない?

それなのに、興行成績は大成功なんだね。信じられない。

久しぶりに酷い映画だったんで、逆に清々しいかもしれません。まあいいよそれで。
ハズレも観ておかないと比較出来ないもんね。

(ジャンル:映画) 2016年:(25)

がんばれ! ベアーズ(映画:1976)

2016年03月21日 16時36分45秒 | 映画
テイタム・オニール目当てです。
もっと髪が短いと思い込んでいました。ペーパームーンとゴッチャになってる。

だけど大人っぽいね。初登場のシーンでビックリ。それでいてバレエを習うシーンでは思い切り子供体型。表情で雰囲気を出してるんですね。すごいなあ。

当時はテレビドラマ版を観ていたような気がします。テイタム・オニールがすごく魅力的でね。ドキドキしながら観ていた気持ちを思い出しました。不良のケリー・リークも喧嘩っ早いタナーも当時のイメージそのまま。子役達が本当に素晴らしい。
(記憶が怪しいなと思ってググったら、ドラマ版はキャストが違うようです・・・映画の記憶がそれだけ強烈ということか)

映画も何度も観ているけれど、今見ると余韻とかタメとか無しにアッサリとストーリーは進みます。

「記憶がよみがえる」というのをタップリ楽しみながら観ましたが、今の子供達が見たらどう感じるのかな?
ケリーの喫煙シーンとか、アマンダ(テイタム・オニール)のセリフ「ピル飲んでる子もいるのよ!」とか、ちょっと刺激的な内容も多いですね。

いや子供はそんなの気にしないで、心から楽しめるんだろうな。当時の自分も。

続編にはアマンダとバターメイカーは出ないのね。それじゃ魅力半減か・・・・・・

(ジャンル:映画) 2016年:(24)


ビザンチウム(映画:2012)

2016年03月19日 11時40分45秒 | 映画
シアーシャ・ローナン主演です。彼女が出ていなかったら観ていません。

ドラキュラネタは難しいですね。葛藤を描くのは良いけれどワンパターンになりがち。
この作品も雰囲気はありつつ、ちょっと浅い感じでした。

そのまえに、クロエ・グレース・モレッツと同様に「もっとまともな役をやらせてよ!」です。
もったいない。
グランド・ブダペスト・ホテルはいい方向だったから、今後に期待か。

(ジャンル:映画) 2016年:(23)

都会のアリス(映画:1974)

2016年03月14日 00時02分14秒 | 映画
ヴィム・ヴェンダース監督作品。
ベルリン・天使の詩をまだ観ていないのに、これを選びました。
ペーパームーンと似ていると途中で変更された作品なんですね。探した訳じゃないのに、レンタルの棚でふと目に入りました。
アリスが可愛いですね。映像にも雰囲気あります。
ベルリン・天使の詩も近いうちに観たいな。流行った当時はつい見逃していたから。

(ジャンル:映画) 2016年:(22)

どちらでもない

2016年03月13日 21時16分59秒 | 模型関係全般
すっかり映画ブログとなっています。
かなり本気でタイトル変更しようと思いましたが、昨日の親子モデリングをきっかけに、製作途中の二台にクリアがけを始めました。

模型を辞めるとも再開するとも言えないですが、一応ブログタイトルはそのままにします。

ただしプラモデルの購入と展示会の参加は、一時ストップしようかなと思います。
2年前に「あと10年で辞めよう」と書きましたが、今も気持ちは変わりません。

ということは、もう少し続けます。

最後の購入がタミヤのミニっていうのは、自分にあっているかな?そう思ったらパタパタっと気持ちが変わってきました。

元々自分勝手な内容のブログですが、これからはますます自分の為だけの更新になりそうです。

製作の方は、展示会やブログでの公開を意識しないで続けようと考えています。

リンク先への書きこみも少なくて申し訳ないです。

まあ私の事なので、いつ気が変わるかはわかりませんが、しばらく充電期間となります。
ご了承ください。

モンスターズ・ユニバーシティ(映画:2013)

2016年03月13日 15時31分28秒 | 映画
モンスターズインクがテレビ放映されたので、「じゃあ続きの方を」をとレンタルしてきたら、二日連続でこちらもテレビ放映されたんですね。まあ地上波はコマーシャルのタイミングが最悪なので、次の日(今日)に子供達と観ました。

レンタル料金もたまたま半額で、旧作は7泊8日で一本27円という驚きの価格。おかげで損した気にはなりません。

で、内容は・・・・・・やっぱり1作目の方がイイかなあ。モンスターズインクは大好きです。

監督も替わっているし、前作が2001年ですから随分と時間も経っています。雰囲気が変わるのはしょうがないか。

一番残念なのは「いじめ的な描写」
これって映画では多いパターンですよね。いじめられっ子が成功するって。

欧米で描かれる大学って、大抵エリート層がマッチョでボート部とかアメフト部で、嫌味な取り巻きがいて、ガリガリやチビはいじめられる対象というワンパターン。

私も背が小さくてスポーツは苦手でしたからね。いじめられてはいなかったけれど、観ていて非常に辛い。

クリエイター達のコンプレックスがそうさせるのかなあ?それともいじめが当たり前だから、何も感じないのか。最近このパターンは苦手になってきました。あまりに多すぎる。

ちょっと違うけれど「ドラえもん」も気になるようになってきた。時代のせいでしょうかねえ?
昔は気にしていなかったんだけどな。(最近のドラえもんは声だけじゃなくてキャラクターが変わりすぎて、ドラえもんが「嫌な奴」になってますから・・・)

今回の作品はそのいじめが全編通じて続きますから。最初だけじゃなくて。

さらに、肝心のマイクとサリーもイマイチなキャラクターでした。
途中で自分たちの誤りに気付いて成長していくんだけれど、そこまで我慢出来ません。

おかげでラストも爽快感が足りなかったかなあ。もっと感動したかったなあ。
やっぱり1作目はすごかったんだなあ、と再確認。

お口直しに「モンスターズインク」を観ようかな。

(ジャンル:映画) 2016年:(21)


グランド・ブダペスト・ホテル(映画:2014)

2016年03月11日 00時40分52秒 | 映画
やたらと豪華キャストな映画です。変なところに力が入ってる気がする。ものすごい贅沢。

シアーシャ・ローナンが出ています。最初にチラッとだけ出てきて「これで終わりだったら凄い使い方だな」と思ったら、後半でちょこっと活躍していました。横顔が綺麗ね。
彼女はお気に入りの女優だけれど、出ている作品に好みのものが少なかった。この作品の役はまあまあですね。頬にアザがあるのは説明されていないけれど、意味があるんだろうな。残念ながらわからなかった。

その他にもあちこち細かいところにこだわりがありそう。それがまた変な雰囲気を出してます。
監督はアメリカですが、製作はイギリスとドイツなんですね。そのせいか?

アメリカンジョークでもイギリスのブラックジョークでもない妙な笑い。
個人的には嫌いなパターンじゃないのですが、笑える感じともちょっと違う。

逆にストーリーは結構深いかも。まあそれをシリアスにやるとつまらなくなるのかな?

見終わったあとも、ダメなのかすごく良いのか「???」な感じ。逆にそう感じさせるのは凄いね。わからないんじゃなく、不思議な気分にさせる。
「どっちなんだ?」と悩みながらも、どんどん引き込まれている自分に気付いた時は、また変な気持ちでした。

「これは特定の層を狙った作品なのかな?」と感じますが、興行成績はかなり良かったみたい。さらにアカデミー賞を初めとして様々な賞を受賞してる。
確かに映像の色の使い方やカメラワークは独特で雰囲気ありますからね。

だけど決してシリアスにしたり芸術系の作品じゃないところが受けたのかな?
上手くはぐらかすみたいな?

個人的には映像そのままにグッと落ち着いたパターンも観たい気がします。

(ジャンル:映画) 2016年:(20)


ペーパームーン(映画:1973)

2016年03月11日 00時15分20秒 | 映画
テータム・オニール目当てです。「がんばれベアーズ」も観たくなっちゃう。

最近の写真でも綺麗なんですが、ドラッグや色々と残念な人になっちゃった。悔しいね。子役で成功するっていうのも大変なんだなあ。

しかも映画の中で喫煙シーンが何度も出てくる。今だったら無理?

だいぶ前に観たはずの映画だけれど、いつだったのかは思い出せない。
今はまた新鮮な気分で楽しめます。

カーチェイス(?)も見事ね。クラシックカーでもドリフトできるんだな(笑)
というよりも、そうしなくちゃ曲がれないか。

やっぱり70年代の映画っていいな。テンポもストーリーもホッとする。
まだ観ていないものもたくさんあるから、少しずつ増やしていこう。

(ジャンル:映画) 2016年:(19)

アウトロー(映画:2012)

2016年03月09日 19時30分39秒 | 映画
これもBSの録画。

トム・クルーズって俳優なんだけど制作にも携わるから、どの作品にも似た特徴が出ますね。サッパリとわかりやすい。

今回の作品はネットでは評価が割れてるみたいです。ストーリーが単純な割に細かいところがわかりにくい(ハッキリしない)ということらしい。

私は逆に「変な細かいところにこだわってる」のが面白かったですね。ちょっとした動作だとか表情で微妙なニュアンスが出ています。それが良い意味でふざけていてクスッと笑えます。

ドキドキの演出も上手かった。小さなドキドキがしつこいくらいに何度も続きます。
それがたまに肩すかしだったりして、そこもこだわっているようですね。
トム・クルーズはスタントも自分でやるから「痛いシーン」の演出が上手い。おもわず縮み上がってしまいます。

相手のヘレン役のロザムンド・パイクはキレイなんだけれど、「お堅い弁護士が頑張って色仕掛けに挑戦してみたら、全然相手にされなくて・・・・・・」というキャラクターで、ちょっと可哀想(笑)
他の映画だったら、あっという間にラブシーンになってワンパターンになるところを、上手く演出しています。これが単なるキレイな女優だったらこういう雰囲気にならなかっただろうな。キャストは正解でしょう。
そのロザムンド・パイクは「ゴーンガール」に出てるんですね。これは楽しみだな。

逆に途中で出てくるサンディの「誘う目線」は上手いですねえ。登場の仕方はわざとらしいからジャック・リーチャー(トム・クルーズ)は騙されないけれど、あとのシーンでは気持ちが変わっていたよね。これはちょっとポイントかも。

後半にはトム・ヘイゲンじゃなかった、ロバート・デュヴァルが出ています。こちらはゴッドファーザーの弁護士とは全く逆の印象。俳優って凄いね。

アクションはやっぱり凝っています。格闘シーンは本当に痛そう。
カーチェイスのシーンのエンジン音は、ヘッドホンで聴いていたらゲームのGT6そっくりで何か不思議な感じ。室内からの音はこんな感じなのかな? 実際にV8には乗ったことがないのでわからないのが残念。

ラスト近くのシーンは、ネット評価のようにちょっとわかりにくい部分もあります。特に「裏切り者」に理由を尋ねて「いずれわかる」と言わせたのに、最後までイマイチわからなかった。途中で様々な伏線っぽいものがあるけれど、回収しきれていないかな?

私は「面白かった!」ですが、個人差はあるかもしれません。

(ジャンル:映画) 2016年:(18)