What Me Worry? カーモデル製作記

気の向くままに、のんびりと

長ぐつをはいたネコ(映画:2011)

2013年01月27日 11時43分42秒 | 映画
タイトルを見て「東映まんがまつり」の方を連想してしまう人はおっさんですよ(^-^*)
私はあの主題歌が頭をグルグルしていますけどね。
当時は絵本付きのレコードっていうのがあって、何度も何度も繰り返し聴いていました。

こちらはドリームワークスの作品。「シュレック」に出ているキャラクターのスピンオフなんですね。

ピクサーのアニメは結構見ているけれど、ドリームワークスの作品はあまり見ていませんでした。
登場キャラクターのクセが強くて苦手なんです。

それでもこの作品は面白かった。今まで食わず嫌いだったのでしょうか。
映像も動きも見事。日本のアニメーションとは別方向にドンドン進化してる。随分差が付きましたね。
別にリアルなCGじゃなくていいから、こうやって年齢に関係なく楽しめるものが良いなあ。

ただし個人的にハンプティ・ダンプティは苦手。ラストも気に入らなかった。
わかりやすくめでたしめでたしが良いわけじゃないんだけれど、何か引っかかる。


日本語吹替版はメインの二人が竹中直人と勝俣州和。他のアイドルやタレントよりは上手だけれど
声に特徴がありすぎる二人ですからねえ(^_^; 
あとから英語版も録画予約しました。そちらはアントニオ・バンデラスか。濃いキャラクターっていうのは合ってたんですね。

シュレックもそのうち見てみようかな?

(ジャンル:映画) 2013年:(13)

宇宙人ポール(映画:2011)

2013年01月26日 09時28分26秒 | 映画
最初は様々な映画のパロディ満載のB級おバカ映画だと思っていたのですが、違いましたね。見終わってから主役の二人がイギリスの俳優・脚本家なのを知りました。サイモン・ペッグはミッションインポッシブルなどで見かけていましたね。

監督はアメリカですが脚本がイギリス。これが雰囲気に現れていて、アメリカ映画の脳天気さにイギリス映画らしいブラックな部分がピリッと効いている。知らず知らずにハマってしまう不思議な魅力です。

キリストがダーウィンを撃ち殺しているというとんでもないTシャツを着たキリスト教原理主義者が「(あなたたちも)神の子?」と聞くのに対して、オタクのイギリス人二人が顔を見合わせて「科学の子」と答えたのは痛快。
ドタバタのシーンも単なるコメディじゃなく色々な要素が入っていて楽しい。結構どぎついのにスパッとキレがあって笑える。

セリフに下ネタ満載(PG12)なので子供達には見せられません。というより、風刺やパロディに面白さがあるので子供達にはわからないかな?
実際にネットのレビューを見ても「ピンと来ない」というのが多かった。
これがわかるとニヤッとします。まあ様々な映画のパロディはたくさんありすぎて、私も全部はわかりませんけどね。

好き嫌いは分かれそうですが、私は予想以上にハマリました。

(ジャンル:映画) 2013年:(12)

フジミ ランボルギーニ ムルシエラゴ (15)

2013年01月24日 21時53分09秒 | ムルシエラゴ
今年に入ってからの映画レビューが11本。

このペースで模型が出来れば、バンバン完成するのになあ(T-T)

何とか時間を見つけて、ボディ関係の2回目の中研ぎを終了させました。
つや消しのパールって結構綺麗なんですが、写真に全然写りません。


実車ではつや消しにすると迫力が出ますが、模型だと地味になっちゃうかな?
色のせいもありますね。情景とかリアル系の仕上げだと雰囲気が出て良さそうです。

で、仕上げのオーバーコート。


これも上手く写らなかったですが、塗装自体はなかなか上手くいきました。
ザラザラだった表面も綺麗になりましたよ。

ラストスパートとはいきませんが、ボチボチ進めます。

(フジミ ムルシエラゴ)

ぼくのエリ 200歳の少女(映画:2008)

2013年01月24日 19時58分01秒 | 映画
これは難しい。わかっていてリメイク版(モールス)を先に観てしまったので、ストーリーがわかってしまっているのは大きなマイナス。
しかも「モールス」と恐ろしいほどよく似ています。原作が同じとはいえ映像の雰囲気も似ているから丸パクリですね。(こっちがオリジナル)

良くも悪くも「モールス」はハリウッド映画。主演のクロエ・モレッツは存在感ばっちりだし、映像・内容もメリハリが効いている。アビーの父役(従者)の立場も過去の写真や会話から想像できるので、それぞれの登場人物や背景がわかりやすい。オープニングの使い方はうまかったな。それがエンディングにも生きてくる。

一方「ぼくのエリ」の方は意図的とは思うがサラッと流したり微妙なニュアンスの表現が多い。「わかりやすくした」という「モールス」の制作意図もなるほどと思った。

じゃあ、「モールス」が「完全版」か?というとそうではない。

「モールス」のアビーはちょっと陰のある感じはするけれど、はっきりと可愛らしい。オーウェンはイチコロです(^-^*)
一方「ぼくのエリ」のエリはいわゆる美少女とはちょっと違う。神秘的な雰囲気。妖しいといった方がいいか?逆に少年のオスカーの方がブロンドに白い肌でパッケージでもメイン。まるで女の子のようだから「こっちがエリ?」と勘違いする人も多いのでは?

そんなオスカーはいきなりエリに惚れちゃう訳じゃなくジワリジワリと攻められます。虜にされるという表現がぴったり。すごいよ。これはモールスでは伝わってこない。一発で一目惚れだから。
そんなエリにちょっと不安を感じながらもどんどん引き込まれていくオスカー。ここで原題のタイトルが生きてくるんですね。わかっていてそれを「受け入れる」ということ。怪しいのはわかっていても
「関係ないよ」というオスカーのセリフにドキッとする。

「モールス」の方は「たまたまバッタリ出会って人目惚れ」で少年のオーウェンが熱烈アプローチ。アビーは憂いを持った感じで少しずつ決心していく。
「ぼくのエリ」は「目的の要素を持った少年が現れた。よし!決めた!」とエリの方から攻めていく。オスカーはヘビににらまれたカエル状態。とはちょっと言い過ぎかな?
二人の立場が綺麗に逆転しています。

これがもうちょっと年齢が上だったら「エロティックホラー」になっちゃうんだろうな。
12歳という設定が絶妙なバランス。エリの行動も計算じゃなくて、感じるままに行動したらそうなったみたいな気がする。いわゆる若作りの魔女とは全然違うね。

よくあるパターンの「主役がいじめられっ子」なのはしょうがないですが、「モールス」の方はいじめが徹底的で見ていて辛い。まあそれがメリハリにつながるのかもしれないけれど、「ぼくのエリ」は子分達が仕方なしに参加してる。結局はいじめてしまうんだけれど、少しは救いが残されている気がする。
あとのシーンにもそれがチラッと影響しているような気がします。

主役二人の立場は「ぼくのエリ」の方が複雑で面白い。
全体のメリハリやわかりやすさは「モールス」が上。ドキドキ感も良かったかな。
オリジナルの方が良いだろう。とわざと順序を逆に観ましたが、そっくりに見えてそれぞれの良さはかなり違う。

うーーん。足して2で割ったのが完全版かな。そんなの無理か。


(ジャンル:映画) 2013年:(11)

コクリコ坂から(映画:2011)

2013年01月23日 20時29分02秒 | 映画
地上波で放送されたものを録画してありました。家族で一緒に観ようと思っていましたが、子供たちがさっさと先に観ていたのが判明。父ちゃんは寂しく一昨日の夜中に一人で飲んだくれながら観ましたよ。

感想は「普通」。これしか言葉が出ないな。普通です。悪くはない。絶賛もできないけれど。

「ノスタルジックにしておけばウケるだろ?」と考えたかどうかは不明ですが、これは賛否両論だろうなあ。絵柄としては綺麗だしマニア的なものも入れやすいし、求めてるファンもいるかもしれない。
逆に「またかよ」と思う人もいますよね。キャラクターの雰囲気もあってワンパターンと思われるとちょっと厳しい。

ただし今までの「ジブリ」とか「宮アニメ」とはちょっと違う。同じ宮でも息子だからね。父親は脚本。前作の「ゲド戦記」(原作を2巻まで読んだけれど、あまり好みじゃない)は観ていませんが、それで親子でトラブったという話を聞いて可哀想だなあと思いました。最近の宮駿はちょっと痛い人になってきちゃいましたね。今回もあまりいい関係にはなれなかったらしいし。

全体的には動きや驚きは少ないので淡々と話が進みます。主役二人の恋愛感情の表現は割と良くて、期待させながらもスルッと逃げられるような感覚。このじれったさを楽しめるか、腹立つかは分かれますね。私はまあまあかな。原作が少女漫画らしいので、恥ずかしくなるくらいの方が良かったかも。
予備校時代に少女漫画を読むのが流行って、学生時代もしばらく読んでましたが、男が読んでも結構面白いものがたくさんあります。その良さがあまり出ていないのかなあ。

映像面は主要人物のアップはまあまあなんですが、チラッと映る脇役とか、遠くカメラをひいたときの人物の描写が驚くほど雑。丸にちょんちょんのレベル。背景が凝っているので余計に目立つ。

父親の宮駿は「天才と何とかは紙一重」な人物なので、こういう細かいところへの執着は半端じゃない。だからあのダイナミックな動きが表現されたし登場人物の魅力も引き出せた。まあロリとかオタクとかの要素も含んじゃったから冷静に見ると相当変なんだけれど、そんなのは関係ないほどの迫力だったんだね。

それに対して息子はずいぶん常識人みたい。そんな印象です。次回作もみたいと思いますよ。
噂のゲド戦記を観るまでは評価しない方が良いでしょうか?コクリコ坂はアリエッティよりもだいぶ良かったと思いますけど。

(ジャンル:映画) 2013年:(10)

モールス(映画:2010)

2013年01月23日 20時24分58秒 | 映画
クロエ・グレース・モレッツ目当てで借りてきました。

2008年のスウェーデン映画「ぼくのエリ 200歳の少女」が同じ原作で作られていて、わずか数年後にハリウッド版が作られた作品。リメイクというにはちょっと変わったパターンでしょうか。当初は同じ監督が依頼されたそうです。(普通引き受けないよねえ)

日本も含めた外国映画のハリウッド版というとあまりいいイメージはありません。
今回は「ぼくのエリ」も同時に借りてきたのですが、あえてこちらを先に見ることにしました。

結果は、どうだろう?何ともいえないな。不思議な感じ。一般の評価は高いようですね。

クロエ・モレッツはいいです。本当にうまいね。相手役の男の子もちょっと変わった顔立ちだけれど雰囲気が内容に合ってる。この二人じゃなかったら大きく減点かも。

心象表現が美しく静かに進むのに対して、ホラー、スプラッタな要素が遠慮なく入ってきてちょっとちぐはぐ。ドキドキしながら次のシーンを楽しみにしていたら「え?」という感じ。ずっこけるよりマシだけれどね。スプラッタ好きには物足りないらしいからそれも中途半端かな?(まあ全編グロだったら見ないですけど)動きもちょっとB級っぽい。

アビー(クロエ)の正体はあっさりと序盤にわかっちゃうのでこういう見せ方になるのかな?ネットのレビューを見たら「ぼくのエリ」の方ではエリの正体はさらに深いらしいけれど、「モールス」のアビーでは台詞の一部からギリギリ想像できるくらい。(途中で「もしかして?」と思ったけれど確信的なシーンは無い)
って、ネットレビューを見たら「ぼくのエリ」のネタバレに引っかかってしまった・・・・・・
原作が同じとはいえ、別作品のネタバレを書いちゃだめだよねえ。両方見終わってからチェックすればよかったなあ。

せっかく表情の素晴らしい二人が主役なんだから、それをもっと生かして欲しかった。まあベタベタの恋愛ものにしたらそれはそれで台無しになるから難しいね。
逆に美しさと恐ろしさが両方あるからそれが気に入った人には良いのかな?ありそうであまりないパターンで新鮮なのかも。私は少し表現の差があり過ぎに感じました。

まあ一つ確実なのは2作とも邦題が酷いね。ただし原題の「Let Me In」、「Let the Right One In」を日本語に直訳したら最悪かな。

(ジャンル:映画) 2013年:(9)

戦場のメリークリスマス(映画:1983)

2013年01月20日 16時41分53秒 | 映画
wowowで急遽予定変更で放送されました。大島渚監督の追悼ですね。

もう何度も観ていますからセリフやシーンは覚えちゃっていたりしますが、観る度に印象は違う。
当時劇場で観たときは「坂本龍一が出ている」ただそれだけのミーハーな理由。
内容なんてよくわからなかったね。

じゃあ今見たらよくわかるのかというと、感じることはたくさんある。そんな感じかな?
カネモト(ジョニー大倉)が朝鮮人軍属だったり「捕虜」ではなく「俘虜(ふりょ)」であるのには今回初めて気付きました。
だってねえ坂本龍一もたけしも滑舌があまりにも酷いからねえ(^-^*)全然セリフ聞き取れないし。

あとビックリしたのはデビット・ボウイの虹彩の色が左右で違うこと。オッドアイって呼ぶのでしたっけ?
今まで全然気付かなかった。不思議な雰囲気がするなあと感じていたのはこのせいでしょうか。

当時の軍人を美化しているわけではないですが、ヨノイ大尉(坂本龍一)の所作には美しさを感じるし(演技は下手くそだけどね)逆にそれを通して、思想がコントロールされる怖さも引き出している。
たけしの最後の方のセリフにもそれが表れているね。気付きつつも理解することが出来ないという怖さ。
日本人が監督をしたからこそ出来た傑作でしょうね。原作はどうなっているのかな?

セリアズ(デビット・ボウイ)の回想シーンは、ちょっぴりトラウマになっています。
イギリスの寄宿舎は怖いものって植え込まれた・・・いじめが酷いというイメージが抜けない。
(実際に外国映画のいじめってストレートで酷いものが多いけれど)

一番好きなシーンは、たけしの「ふぁーぜる、くりーすます!」かな? ラストよりもずっと好きです。
今回も思わずホロッときた。なぜだろうね?お涙ちょうだいじゃないのにな。
たけしの表情がクルクル変わるのが凄い。
にらみつけているかと思ったらにこやかに話し始め、セリアズの表情にビビリながらも、言葉が通じたら大喜び。
本当に酔っ払ってるんじゃないの?と思ったら、部下に対してしっかりと命令と。

ハラ軍曹(たけし)が心からリラックスできる相手が敵の俘虜であるローレンスというのが、悲しく切ない。
ヨノイ大尉のセリアズに対する部分ばかり取り上げられるけど、この二組の組み合わせがあればこそですね。
何もかも思い通りにいかない戦争の恐ろしさが伝わってきます。

(ジャンル:映画) 2013年:(8)

古いデカールはこれで

2013年01月20日 10時09分02秒 | お買いあげ
昨年末に作ったD1グランプリのスカイラインはキットがちょっと古かったせいか、デカールがパリパリに割れました。
ネットの作例を見ると、発売当時は柔らかかったらしいのでやっぱり劣化ですね。
実はあの後ロースさんからメールがあり、D1グランプリのシリーズが増えちゃいました(^_^;
魅力的なグラフィックのものが多いので、今後作るものはデカールもちゃんと貼りたい。
その他にもデカールの劣化が気になるキットがたくさんあるし。

ということで、札幌まで映画を見に行くついでに模型店にも寄ってきました。随分久しぶりです。
やっぱりお店はイイですね。通販は便利だけれどこのワクワク感がない。楽しかったです。

リキッドデカールフィルムを買うつもりでしたが、売り切れでした。入荷も未定らしい。
そこでお店の人に勧められたのが、写真真ん中の「デカールリペア:SAIGEN」という商品。
バルケッタというお店が出したものらしいです。価格は735円。30ml
国産ということなので、安定して供給されると嬉しいですね。今回行った模型店2件にはどちらも在庫がありました。
(2件目にリキッドデカールフィルムの在庫が1コだけありましたが購入しませんでした)

一方、右にあるのが以前(2007年頃)購入したアクステオンのデカールリペア剤。価格は1000円くらいだったかな?容量はバルケッタの半分の15mlです。

アクステオンの方は別売で専用溶剤がありました。ニオイを嗅ぐとまさにマジックインキのニオイ。キシレンかな?確認したらちょっと具合が悪くなりました。
専用溶剤も同じような値段で購入をあきらめました。使用するときはちゃんと塗れるかとドキドキしましたね。
一度しか使っていませんが、大丈夫でした。
その後は冷蔵庫で放置。常温では固まってしまうらしい。よく見たら白いものがプカプカ浮かんでます。
溶剤があれば何とかなりそうだけど、店頭ではもう見かけないし、使うのはやめた方がイイかな?
一回しか使っていないので、コストパフォーマンスは最低ですね。大失敗。(使わない自分が悪い)

今回購入したバルケッタの製品は、アルコール系のニオイがします。
かなり気合いを入れて開発したとあったので、期待できますね。
セメント系の接着剤と同じような刷毛がフタに付いているので、塗るのも簡単そうです。

最近は模型に全然触っていないので、レポートは先になりそう。あまり期待せずにお待ちください。

フレンチ・コネクション(映画:1971)

2013年01月20日 08時42分16秒 | 映画
この手の映画ってタイトルだけしか知らなかったりするものが多い。

高校までは実家にいてビデオは無かったから、劇場かテレビ放送。
当時はたくさんテレビ放送があったから、両親と一緒にそれなりに観ていたけれど、
そう何度も放送されるわけじゃないから、一度見逃すとそれっきり。
自分でもそれほど「映画好き」と意識していなかったしね。観た映画のタイトルもちゃんとは覚えていない。

予備校時代の下宿の仲間に音楽好き・映画好きが多くて色々知識をもらった。
ミニシアター(イメージガリレオ?)とか教えてもらったな。(テレサガリレオはディスコね)
「映画と本と音楽には金をかける!」という人がいたりしたけれど、自分はそれなりに。
当時は旧作は300~400円で劇場でやってたんだから、もっとたくさん観ておけば良かったなあ。

社会人になってようやくビデオデッキを購入するけれど、当時はレンタル代もそこそこしたから、
それほどたくさんは観ていない。
結婚してスカパー!を契約したけれど、なぜかそれほど熱心には観ていなかった。

最近、急に数が増えたのはテレビを新調したのが大きい。大型の画面に外付けHDDへの録画。
これは便利。BSデジタルになってハイビジョンは綺麗だし映画放送も増えたしね。

ブログにレビューを書くために、見終わった後にチョコッと調べるようになった。
こういうことにネットは便利だよね。俳優や監督の他の作品を調べるのも簡単。観たいものがドンドン増える。


と、前置きが随分長くなりましたが、このフレンチ・コネクションは内容もそれほど知らずに見始めました。

なんとも不思議。
ストーリーはいたってシンプルで、中盤では「うーーん、面白いのかな?」とストップしようと思ったほど。
ただしオープニングの雰囲気は良かったので見続けると、だんだんと引き込まれていく。
伏線とかはそれほどありません。逆に画面にチラッと写っている人や物が気になって「これはなんだ?」と思っても、それが全然関係なかったり(^_^;
映像が独特で雰囲気がありますが、セリフやシーンはちょっと掴みにくい部分があったりします。だけどそれほど気にしなくて大丈夫。

後半一気にスピードアップしてグイグイきますね。個人的には結構衝撃だったな。途中がシンプルだっただけにインパクトは凄い。見終わってこういう気分になるのは久しぶり。

あとは画面にやたらとクルマが映ってる。当時のアメ車ってみんなデカイね。ほとんど知らない車種ばかりだけどどれもこれもカッコいい!
リンカーンコンチネンタルは子供の頃「外車」といえばアメ車だった頃を思い出す。あのライトとリアトランクが最高。
エンスーとかスポーツカーじゃない、ごく普通のクルマが格好良く感じるようになってきました。


(ジャンル:映画) 2013年:(7)

宇宙戦艦ヤマト2199 第四章「銀河辺境の攻防」(映画:2013)

2013年01月19日 18時15分39秒 | 映画
テレビ放映が思ったよりも早く始まる上に、地上波で日曜の夕方。ワクワクしてきました。

第3章まではDVDがレンタル店にも並んでいるし、無料のテレビ放送があるのだったら劇場まで見に行くのは
必要ないかな?とも考えましたが、やっぱり大画面は違います。音も迫力あるしね。

昔はビデオデッキが無かったから劇場に結構行っていましたが、最近はすっかり。
バットマンとか007の最新作は見に行きたいな。と思いつつもなかなか踏ん切りが付かなかった。

で、観に行くのはヤマトだけという、ちょっと情けない状況です。
まあ好きなんだからしょうがない。

第3章も少しオリジナルストーリーが入っていましたが、今回の第4章はさらに戦闘シーンが減りドラマが強調されています。
まあストーリーの中盤ですからね。今後につなげていくために色々必要です。

14話に当たるのかな?最後の方は他のアニメの要素が入り過ぎちゃって全然ヤマトじゃ無くなってる。
ちょっとやり過ぎですね。熱心なヤマトファンには怒っちゃう人がいるんじゃ無いかな。

テレビ放映があるから若いアニメファンを取り込もうとするのはわかるけれど、逆効果だと思います。
私のようにアニメに詳しくない人間にはわからないような「要素」をあちこちに入れているのだと思うけれど、
アニメファンはそれを喜ぶのかな?それは他の作品でいいんじゃないの?

エロなシーンも要らないよ。アナライザーのスカートめくりが無くなっているのに、あのアングルは許されるの?
日曜の夕方の放送でしょ?子供達と一緒に見ようかなと思っていたけれど、父ちゃんは恥ずかしいぞ。

森雪が随分クールだなあと思っていたら今回はちょっと雰囲気が違うし(古代に対する感情の変化を表すにしてもちょっと極端?)今まで感じていた「おお!いいぞ!」のワクワク感がちょっと少なかったかな。

旧作のアナライザーが大好きなので、今作の設定には結構文句言っていましたが、第4章ではチラッとしか出てこないので文句も言えない(^_^; これもちょっと寂しいなあ。真田さんももっと活躍して欲しい。

まあ、ストーリーはまだ折り返し地点。ちょっと厳しく書いちゃったけれど、今後に期待するのは変わりません。
第7章まで全部劇場で観るつもりだしね。テレビ放送も楽しみです。

(ジャンル:映画) 2013年:(6)