What Me Worry? カーモデル製作記

気の向くままに、のんびりと

インセプション(映画:2010)

2015年11月20日 22時19分51秒 | 映画
インターステラーに続いて同じ監督の作品を観ました。2回目です。

2回目は違った印象を受ける作品がありますが、コレはまさにそういう感じでした。
覚えている部分が沢山あるのに、ドキドキ出来たのでお得な気分。

一番違ったのは、前回は「ストーリー重視のSF」みたいな感じに受け取っていましたが、
今回はSF的な部分はオマケみたいに感じました。あくまでも表現方法といった感じ。

映像はすごいのですが、それ以上に病んでいるというか、心の描き方が怖くて何ともいえない気持ちになりました。

たぶん、一回目の時はその辺が「期待したもの」とずれていて、何か腑に落ちない微妙な感覚になったんだと思います。

この監督独特の危うさとか、良い部分と悪い部分が混在してるとかっていうのは、コレが原因でしょうね。

入り込んだ夢の世界から戻る方法の「キック」が
「あれ?コレって逆じゃ無いの?」とか、詮索したら色々問題点が出てきます。

が、その辺をほじくるとつまらなくなりそう。

逆に観る度に感じ方が変わるのを楽しんだ方が合っている作品でしょうね。

1回目は「あまり好きじゃ無いかなあ?」と思っていましたが、なかなか味のある作品に感じてきました。

新しい発見が出来ました。

(ジャンル:映画) 2015年:(19)

インターステラー(映画:2014)

2015年11月15日 15時22分54秒 | 映画
クリストファー・ノーランの作品は、メメント、バットマン3作、インセプションに続き6作目。前評判も良くて期待していました。

オープニングの映像も良い雰囲気。「これはいいぞ」と盛り上がりましたが、
主役のクーパーを演じるマシュー・マコノヒーのしゃべり方がボソボソと聞きづらく
コレがずーーーーーっと気になって仕方が無い。だんだんイライラしてきました。
すごくもったいないマイナスポイント。

よく比べられる「2001年宇宙の旅」にかなり似ているので、主役もボーマン船長を意識したのでしょうか?ちょっと違うなあと思いますけどね。


一方、その娘のマーフィー(幼少期:マッケンジー・フォイ)が可愛いね。演技も上手くて今後に期待。
しかも大人になったマーフ(ジェシカ・チャスティン)とかなり似てる。驚いた。


アインシュタインの相対性理論が使われていて、事実を元に緻密に考えられているんだけれど、コレがなかなか難しいね。
クリストファー・ノーランのクセで、この辺が伝わりにくい。まあこの危うさが魅力とも言えるけれど、好みが分かれるところかな?


その分映像には力が入っています。いわゆるCGてんこ盛りのこれでもか!という感じでは無く、細かいところに気を配ったマニアックな映像。ここは2001年宇宙の旅の良いところを継承しています。セリフで長々と説明すると興ざめしちゃうからね。

169分という長い作品ですが、知らず知らずに引き込まれてドンドン時間が過ぎていきます。
「この先どうなるんだろう?」というのが上手いですね。
で、クライマックスシーンはワクワクしました。好き嫌いはありそうだけれど、私は盛り上がりました。ここも2001年と似てるかな?

後半が良くなかったら、かなり評価が下がります。逆にこのクライマックスにつなげるために、前半でイライラさせるのかな?考えすぎか。

途中でマット・デイモンが出てくるけれど、この人もかなりイライラさせます。というよりすごく太ったね。誰かと思った。嫌な役が似合う風貌になってきたのかも。
まあその分キャスティングとしては成功です。


良い点悪い点がギッシリ詰まってるのがクリストファー・ノーランの映画ですね。
文句を言いつつも見たくなる不思議な作品ばかり。
インセプションをもう一度観たくなりました。


(追記)
ネタバレになるのかな?

ある登場人物が「ユリイカ!」と叫ぶシーンがあるんだけれど、ピンと来ませんでした。
「Eureka!」と書かれたらわかったのに。
子供の頃に読んだ学研の本で、アルキメデスが風呂から飛び出して叫ぶシーンは「エウレーカ!」と表記されていました。そちらで刷り込まれていたのでね。
英語発音も「ユーリーカ!」って聞こえたので一致しませんでした。

小惑星の名前は「エウレカ」と「ヘウレカ」の2種類あるようです。
「Heureka」はドイツ語の表記らしい。

ちょっとしたことで、勉強になりました。

(ジャンル:映画) 2015年:(18)

タミヤ メルセデスベンツ 300SL (1)

2015年11月08日 22時49分25秒 | 300SL
あー、迷走中です。どれが寄り道でどれが本筋なのか、まったくわからなくなってきました。

現在製作中なのは、ストラトスが2台(ハセガワとフジミ)とRX7。
(まあ過去に手をつけただけで眠っているのも沢山ありますが)

RX7はボディの研ぎ出しを済ませようとしましたが、デカールリペアのせいかデカールの段差が目立つため、再度クリアを重ね直しました。現在乾燥中。

ハセガワのストラトス(アセプトジル)はボディの整形があとちょっと。妥協しないと終わらないループ。ずいぶん放置状態で乾燥機の中。

フジミのエンスーストラトスは、リアカウルの合わせ調整に四苦八苦。これも妥協しないとダメですね。手が止まって考え込んで、ますます手が出なくなる悪循環突入。

パタッと止まってました。本当にやる気って綺麗に無くなるもんですね。


ストラトスの2台が結構面倒で、それでイヤになっちゃうんだなあ。


「何も考えずに、手をかけずに、パパッと作れるのは無いか?」ということで、
最新のタミヤに手を出しました。メルセデスベンツ 300SLです。


模型Mの人達には「手を入れる余地が無くてつまらん!」とか「誰が作っても同じ仕上がり」とか叩かれてしまうタミヤですが、こういう時には最適です(笑)


とりあえず、説明書通りに進めます。軽くゲート処理して流し込み接着剤で組み立てていきます。塗装はしていません。あとから全体に軽く塗るかも?(省略する可能性大)

アッパーフレーム


ロアフレーム


二つを合体。
あ、数カ所外れてますね。現在は修正済みです。



上の写真は説明書通りの向きなので逆さまです。ひっくり返すとこんな感じ。



こういう部分が何の苦労も無くサクッとバッチリ仕上がるのがタミヤのすごいところ。

ボディ周りもパチピタです。


ボンネットとドアは別パーツですからね。
若干ヒンジ周りの隙間が気になりますが、ボディカラーが入ったらどんな風になるのか。


ボディカラーは「絶対シルバーに赤内装!」と思っていましたが、作例がすごく多いので気が変わりました。
他に多いのは白で上品な感じになるけれど今はそういう気分じゃ無い。
赤はキャンディカラーの作例が多くて、自分のイメージとは違います。旧車はやっぱりソリッドカラーで作りたいなあ。
旧車を派手な色にするのはアメリカ辺りじゃよくありそうだし、ボディラインの綺麗なクルマには似合うけれどね。

ということで、ボディカラーは「普通だけれど、作例ではあまり見ない」色になりそうです。内装は白かな?


一応このキットは「やる気を出すため」の「寄り道」なので、どうなるかは未定ですが、
いつかは完成させるので、カテゴリは作っておきました。

今年のスランプは深刻です。フラフラと全然進みません。申し訳ありません。
製作報告というよりも、「更新のための作業」みたいになりましたが、ご了承ください。


(タミヤ メルセデスベンツ 300SL)